穂竜系の金魚(変わり竜の部の五花竜)を考える、7の1

2024/08/06

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金魚は観賞魚!。形と色柄を観賞する。形は色柄の話の後に説明 する事にしてます、なので、引き続き色柄の話をしますが、今日の話は「五花竜」の色柄です。五花竜の色柄に付いては、「黒青竜」の作出過程で、赤色を何年もの期間を経過後にやっと赤色を消せたと思っていましたが、今年の黒青竜の採卵の仔を飼育しておりますと、消したはずの赤色が再現し驚いています(この事は前回の「黒青竜」の話で書き置きましたの、それ(前回の説明)を参考にして下さい。
今回は変わりの部に五花竜と言う金魚が有り、その五花竜の当歳魚の今の色柄の写真をお見せしながら説明を致します。

👈の写真1
五花竜の金魚を作る事は、矢張り金魚(観賞魚)には、赤色は切っても切れない色であります。穂竜系の金魚には赤色を消しましたが赤色の見られない観賞魚は何か物足りなさを感じます。ならばと、赤色の再現に取り組みましたのが、写真1から写真3の仔がF2で有り、赤色を持つ仔がもう少し沢山居たはずでしたが、いざ採卵と言うと採卵に使用の仔は写真1(2尾共に雄)と写真2と写真3(雌)での危ない採卵でした。

👈の写真2
今年交配の雌。この仔をメインに採卵、理由は我が家で飼育の雌の中でも、赤色が綺麗に見えたからです。でもこの仔が物凄い卵数を放卵しました。
👈の写真3
この仔は親魚とよく似たが色柄だったので、その仔F1で再度この柄に挑戦しました。
👈の写真4
上記(写真1の雄、写真2と3の雌)を使用して採卵の当歳稚魚です。白竜1対、五花竜2対、普通鱗のパール1)の比でした。この場合の白竜は全透明鱗の仔です。鱗から分けると、全透明鱗1対、半透明鱗2対、普通鱗1の比です。この場合のパール鱗の見られる仔は全ての仔にパール鱗の確定は可能です(パール鱗は全透明鱗、モザイク透明鱗、普通鱗の)全ての仔に確認できます。

👈の写真5
写真の様にモザイク透明鱗の仔の殆んどの仔には赤色の斑紋を確認出来ます。写真はこの後、日に日に色柄が濃くなっていくのが確認(目視で)出来ます。
五花竜の当歳魚は200~300尾位、飼育してます。

👈の写真6
写真4から写真6までは五花竜の当歳魚。
👈の写真7
写真7と写真8は頭部に赤色の見られる仔達で「赤頭五花竜」又は、丹頂五花竜とでも言える色柄です。綺麗に丹頂柄に成長すれば、「丹頂黒青竜」作出の親魚候補としたいと今から飼育しています。(写真7と8は同じ仔の写真です)
👈の写真8
👈の写真9
この2尾の仔は間違いなく写真3の雌魚の仔と思われます。この様な柄の仔は、この2尾
だけでした。尾がいがんで居ますが、来春の親魚にとマークして飼育してます。
ハッキリした際の明瞭な紅白竜(赤白竜)も沢山見て見たいとも思うのです。

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