カラフルな五花竜の当歳魚、3

2024/08/28

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 第2回研究会も終わり、次は10月の品評会です。これから一か月余はフルに喰い込ませ大きくして来春の採卵に向け体を採卵に耐える様仕上げます。今日の我が家の飼育金魚達は長い長い糞(金魚の糞)を引き摺る様にしながら泳いでいます。
今回初めて見る(今年の交配で始めて見る色柄の仔の紹介です。

👈の写真1
五花竜同士の交配では、全透明鱗1対モザイク透明鱗2対普通鱗1の比率で鱗が分離します。其の内のモザイク透明鱗の仔の中には写真の仔の様に頭部が黒い仔も数匹見られます。このままの頭部が黒色で成長するのかは未知数です。写真2の仔は写真1の仔と同じ仔です。

👈の写真2
写真の仔をお見せしましたのは写真3と写真6の仔達との対比のためです。
👈の写真3
写真の3の仔が何故珍しいのかと言うと写真1の説明で書きました透明鱗の仔1対モザイク透明鱗2対普通鱗1の比率の普通鱗の仔は殆どが鮒色に近い体色ですが、この仔と次の写真6との2尾仔が薄い穂竜の色柄を持つ仔が出現しました。つまり「黒頭穂竜」と言う珍しい色の配色です。写真は3から写真5まではその仔の成長過程の写真です。
👈の写真4
👈の写真5
👉の写真6
写真3と同じ様に写真6から写真8までは写真6の仔の成長過程です。変わり竜作成の過程で穂竜とキャリコ柄の交配の後が消えずに遺伝子に受け継がれていたと言う結論に達しました。恐るべきことです。
写真3の仔は黄色の斑紋の多い柄の仔ですし
写真6の仔の柄は藍色の多い柄の遺伝子が顕性的に表現されたのでしょう。
👉の写真7
黒頭柄をどの様にすれば次世代に受け継がれるのかが、難しい課題になりました。2尾の黒頭黄藍竜(仮称)ペアーであれば交配しますが、同じ性別だと穂竜との交配を行います。
👉の写真8
👈の写真9
写真3と写真6の仔を同じ写真に入れました。金魚もメダカの様に色んな柄の仔が産まれる可能せいを証明してくれる2尾の仔です。

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