来春の親魚候補、穂竜(2)

2023/12/07

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 屋外の飼育なので既に冬眠に入っていましたが、又気温が上昇すると言う。なので少し餌を与えて見ようかな~と思ったりもする。で来春は採卵に使用する親魚候補を例年になく多く飼育していますが、自分のキャパシティーの範囲内での採卵になると、そう頑張っての数の採卵は
例年と同じかも。
で、来春の穂竜の親魚候補は形を見ず(無視)に色だけを重視した仔を残したので、スボ尾の親魚候補には尾の開きの少しでも綺麗な仔を相手に交配をし、魚の形も色も同時に仕上げる交配を考えています。
色(黄色)を重視した交配を続けて居ますと、「黄竜(体部全面が黄色一色)」の仔が多く見られる「黄勝ち」になるので、それを防ぐ交配も考える事にします。
来春の親魚候補の当歳魚の写真をご覧下さい。

👈の写真1
背部の黄色の斑紋は一文字斑紋で腹部両脇の藍色との体部に占める面積はバランスが取れていて良い感じです。
尾皿から尾の付け根付近に見られる黄色も有った方が綺麗に見えます。
目とふんたんが貧弱な仔なので其処が気になる仔です。


👈の写真2
顔は合格(親魚候補として)ですが、体部に占める黄色の面積が大きいので、下腹部に見られる藍色の面積が少なく見えて黄色対藍色の比がアンバランスな仔です。しかし黄色の発色が綺麗な仔なので、親魚候補のします。
尾がスボが気に入らないのですが・・・



👈の写真3
黄色の綺麗な斑紋は、藍色の面積との比もバランスが良い部に入り親魚の候補と言った処ですが、左鰓の欠損?の様に見えるのが残念!。考えながら親に使用します。


👈の写真4
スボ尾にこの仔の鰓も(巻き鰓)欠点が見えます。体部に見られる黄色の面積が多い仔
です。親魚には不向き?と、考えられる仔です。

👈の写真5
写真1と似た一文字斑紋の仔です。黄色と藍色の面積比率がバランス良く、スボ尾であるけど親魚候補にします。

※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。写真は拡大してご覧下さい。細かな所頃まで見えます。

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