来春の親魚候補、穂竜(3)

2023/12/10

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 長らく穂竜の色柄の固定に交配を続けて居ましたが、穂竜の色柄が一般の方には理解が出来ていないのか、自分から見れば単なる黒色や酷い物は鮒色に近いものを穂竜として販売しており
このままでは穂竜と言う種が「廃種」の憂き目に遭うのではと危惧して居ます。その名の様な稲穂の色とその稲穂の稔る季節の澄んだ秋空の青色の2色の柄の仔を認識して頂くよう来春には力を込めてその色柄の仔の作出を、一気に進める様にしたいと思っています。
体形には不満が残る親魚候補なれど、兎に角、金銀の(黄色と青色又は藍色)体色の仔を多数世に送りたいと希望を持っています。
※黄色一色の金魚はゴールデンコメット等、数種の金魚が市場にて見る様になりましたが、黄色と藍色(空色)との2色の金魚は未だ「穂竜」以外では国内では見られません!。
黄色と銀色(藍色)の二色の配色の金魚は自分の作出の色柄と思っています。この色柄の仔を来春の採卵時期に多量に採卵出来ましたら、是非是非、会員の方方に飼育して頂きたいと思っています。今回も当歳魚の穂竜の写真をご覧下さい。
※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大しますと細かいところまでご覧出ます。

👈の写真1
今日の写真の仔は黄色と藍色(空色)の2色の仔を持ってきました。写真1から写真7までの仔は黄色と藍色の体部に占めるバランスが半々に見えバランスの合った配色と見て良いのではと見ています。
写真の仔の顔と黄色の斑紋を次世代に受け継がせたい仔です。




👈の写真2

👈の写真3

👈の写真4

👈の写真5

👈の写真6
この仔の尾は親骨がしっかりと張っている尾ですので、黄色の綺麗な仔を相手に交配します。昨年の経験から雄親は雌一尾に数匹の雄を使用しての交配を考えています。
確認してませんが体形から雌魚ではないかと思います。

👈の写真7

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