来春の親魚候補、穂竜(4)

2023/12/13

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 観賞魚の金魚はその形の変化(進化)の最も進化したもので、愛好者もその進化をより研ぎ澄ましたものにと精進してますが、そう簡単に進化(変化)するものでは無いのです。それは遺伝子の変異を意味するからです。遺伝子の変異は生命保持に関わるので変異を阻止するため幾重にも変異前の基に戻す作用が働くと言います。なので、形の変化を求める事は滅多と遭遇するする事は無いと思うべきです。ならば色柄の変化は?と言いますとこれもまた滅多とお目にかかれないのです。その滅多にお目にかかれない変化を捕まえても持続が難しいのです。
穂竜の色柄も黄色の変化を持続するのに何年もの歳月を掛け今の黄色を表現しており、この黄色をより黄色の色彩の持続を持たせるためにどの様な交配が宜しいのか?
穂竜の原色(藍竜)に色柄に「付加価値」を持たせ、他の魚種との違いをお目に掛ける事が自分の使命と思っています。
今回も「穂竜」の色柄の説明の延長線上の写真です。ご覧下さい。


👈の写真1
今回の写真1から写真4までの仔は、これまでの仔と違って、尾の親骨の広がった仔をお見せしています。
この仔の写真がピンボケしているのか?鱗のパール鱗が見えません。柄の配置(黄色の斑紋の配置がよろしい)がバランスが良いのです。

👈の写真2
この仔も左肩から右後半に流がれるタスキ状の黄色は意味のある斑紋としてよろしいのではと思っています。こう言う斑紋の表現はウエルカムです。

👈の写真3
体部の半分以上を占める黄色は面積の大きな斑紋ですので黄色勝ち(黄勝)模様です。
藍色(青色)も綺麗ですがもう少し広い青色面積ならばバランスが良いのですが・・・

👈の写真4
この仔の黄色面積も広く、黄竜の部に行きそうな面積です。
今回の4尾の仔は来春の親魚に必ず使用します。
尾の形は交配によって数年で整って来るのではないかと考えています。
※写真をクリックしますと2倍に拡大されます、写真を拡大してご覧卯ださい。

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