来春の親魚候補、穂竜(1)

2023/12/04

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来春の親魚候補、の穂竜をお見せしながら、今後の穂竜の課題を進めたいと思います。
穂竜は30年以上前に黒出目オランダ獅子頭にパール鱗を載せた金魚を交配によって仕上げ、その魚を作出の地の「赤穂市」の「穂」の一字を借入り入れ名を「穂竜」と付けたものです。穂竜の「竜」と言うのは、「竜眼」と言う植物から引用したもので「出目」の意味を持っています。黒出目オランダ獅子頭の継代繁殖を続けて居ると青文色の金魚に発色の魚に色の変化を見ることになってしまいました。多分この色(青文色)は黒出目オランダ獅子頭の元の色だったのでしょう、私の手で何代も近親交配を続ける事によって、先祖返りの色に戻ったものと思っています。
金魚は観賞魚!。観賞対象は形と色柄に有り、同じ色を観賞するのはやがて飽きる!。と考え色に変化を求めて何とか改良出来ないかと交配を進めていましたが、穂竜の名からイメージ出来る稲穂、その稲穂の色を、この名の金魚に持たせる事が出来ないか、丁度パール鱗に黄色が載ると鱗の一枚一枚が稲穂籾の一粒、一粒にそっくりなので、この色の金魚に仕上げる様、交配を重ね(勿論、近親交配です)何とか目途が見えて来ました。
来春には穂竜愛好会会員の方々にその穂竜の真髄の色の金魚を飼育して頂きたいと思い取り組んでいます。
穂竜の真髄の色とは「黄金」です。稲穂の実った色を「黄金色」とも例える様に黄色は黄金色が最上位と見られるのです。黄金の色の持つイメージや意味は
①富と権力、豊かさ、豪華、ステイタス、派手、稲穂
②メダルから優勝、勝利、王、誇りと自信
③金属の最高色、仏像、
➃不変(永久に変化しない)夢、永遠、等
 では黄金の色を写真で紹介します。

👈の写真1
平泉中尊寺の金色堂の写真です。平泉には2回しか行った事が無いのですが、ただぼんやり見学してたのか?よく覚えていません。金箔の色と思われる金色は、光線の当たる強さによって金色が少しづつ変化している様に見えます。斜めからの光線では少し茶色がかったような色にも見えたり・・・



👈の写真2
豊臣秀吉様が作ったと言われる、黄金の茶室のレプリカの写真です。お城の模型の中に作られたレプリカなので、当時の金箔と同じ?とは不明ですが、何か迫力の感じられない安価な色に見えるのは自分だけなのか⁉。
ただ、光の強さの影響で黄色が薄く見えるのか?


👈の写真3
ツタンカーメンの黄金のマスクの写真をコピーしたものです。純金で無くK18 の合金で造られているそうです。黄金の輝きには見えません。光線の影響なのでしょうか?、この時代から既に金は貴重な色の金属だったのです。

👈の写真4
竹下総理の時、のふるさと創生の謳い文句で交付された一億円で造られた純金の「鰹」です(平成34年にかけて作成)。盗難にあったそうで、未だに行方不明だそうです。この鰹はフォウナインだったそうですので光線にもよりますが、純金の黄金の色です。

👈の写真5
穂竜の「竜」に因んで、黄金の竜の写真を持ってきましたが、メッキ?なのか?黄色に近い色に見えます。フォウナインなら驚きの値段が付くでしょうね。

👈の写真6
田中貴金属工業所有のインゴット(フォウナイン)これぞ黄金の輝きの色の写真です。
👈の写真7
今年の穂竜の仔の中で私の好きな黄色の仔の
写真を持ってきました。青色の綺麗な仔です。この様な青色(空色)にはカルシウム沈着が見られ無い事が多いのですが、この仔の青色に部分の鱗にはカルシウム沈着が良く見えます。尾がスボ尾なのが大きな減点なので
すが、色柄が綺麗なので親魚に是非使用したいと思っています。色柄の固定を第一に考えて、その次を形の完成へと移りたいと思っています

👈の写真8
この仔も当歳魚ですが、茶色の混じりの少ない仔なので親魚に使用します。写真7の仔に比べると黄色の明るさは劣りますが、綺麗な黄色と思っています。
黄色(黄金色)は観賞の色には最高の意であると認識してます。色のキング(王)の色です。

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