色柄の懸念

2023/03/16

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 観賞魚の色柄の話をします。どれが正しいのかは、個人の考えなのですがチョット気になりますので 「今年の親魚の話シリーズ」の中に挿入致します。自分の作出した金魚に色柄の名前を付けており、穂竜愛好会会報を作成時に作出可能な色柄の名前を付け、第4章 審査規定に第十条 名称 にその色柄を列挙しました。しかし、今に至ってその呼び名が適当かが迷う名になって居り会員の皆様に判断を頂く事になるかも知れません。以下が私が作出員魚のネーミングについての説明で出来れば今まで通りのネーミングを続ける予定でいます。

👈の写真1
2009年創刊号に「金魚百華」2010年にも次巻が発行されています。勿論、穂竜も載ってます。この創刊号の表紙の右に縦書きで「百花繚乱」と書かれています。
「艶やかな多種多様な花が咲き乱れている」と言う意味です。色とりどりの金魚を百華=花と見ての表現であり
表紙の中央部には金魚を花びらに仕上げたデザインで有ります。私の作出の金魚も色を華=花に見てのネーミングで有り、一色を一花に例えて、五色の色を持つ金魚には「五花竜」と呼んでいます。




👈の写真2
写真上を拡大したもので有ります。




👈の写真3
👈の写真4
此処で「錦鯉」のネーミングに疑問を持った方が多いのではないか?。そのネーミングが
JAS規格番号2018 の浅黄Asagiでります。左の写真をご覧頂ければ浅葱色か浅黄色か?は、すぐわかるはずです。青色のボデイに見えます。これを堂々と「浅黄」と書かてているのです。鯉の組合のネーミングが正しいのか、色の専門家の主張が正しいのかは下記の説明をよくご覧下さい。
👈の写真5
色の説明として専門の方の書き込みです。
よく読めば手厳しい意見で浅葱色を浅黄色と
言うのは江戸時代の字を気にしない時代の方の誤用だと書いているのです。それが今でも書かれているのです。農林水産省の方まで巻き込んでしまって居るのです。赤信号皆で渡れば云々の類です。

👈の写真6
では、浅葱色とはどの様な色か?その色は写真6の左の青色がその色(浅葱色)なのです。写真8や写真9の「黒青竜」の背の部分の青色がピッタリの色なのです。



👈の写真7
浅葱色や浅黄色は和名の色の呼び名なのです。写真7の色の見本をご覧下さい。写真では中央の2段目が浅葱色。
    3段目が浅黄色です。
写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大して色名をご覧下さい。
浅葱色と浅黄色の違いは見れば直ぐ理解できます。
👈の写真8
写真の2尾の側線より上に薄青色に見える色が浅葱色なのです。
今年の交配にはこの青色(浅葱)の綺麗な仔を親魚にしたいと思っています。
👈の写真9
今回は鯉の色柄を見て殆どの方は金魚に使用の浅葱色が鯉では浅黄色になるのか?
自分も若い時はアレレと思った一人です。
色柄で命名していると黄色を「コウ」と呼ぶか「キ」と呼べばよいかが迷うのです。
「コウ」と発音した場合は「紅」と同じ発音になって赤色と黄色の区別がつかなくなるのです。紅=セキ(赤)で赤色を持つ仔には赤(セキ)と発音した方が良いとか。


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