今年の親魚、3

2023/03/12

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今年の採卵に最も期待している親魚を紹介いたします。数年来心がけて交配を行った丹頂柄の「穂竜系の錦魚」です。穂竜父ブログの表紙にも載せています「丹頂黒青竜」がそれで有ります。この柄を(丹頂黒青竜)今年度には完成させたいと思っています。
下記は観賞魚の「錦鯉」等と比較をしながらの説明になります。

👈の写真1
観賞魚の錦鯉の色柄が一番整理されています。なので、それに便乗し自分が作出した穂竜系の色柄もあやかっていきたいと思います。丹頂柄の鯉です。JASk威嚇の2014番目
に記載されている。既に金魚にもこれと同じ柄のものが居て「丹頂」として市場にでていますのでこの柄は馴染みの有る柄です。
注目すべき説明内容は(注釈)円形の斑紋が緋斑以外であることが有ると書かれています。後で出て来ますが「黒色」の 斑紋のものも既に出ていると言う事です。


👈の写真2
丹頂三色と説明が有ります。
穂竜系の錦魚の柄ならば「丹頂黒白竜」と呼び名を付けます。
浅葱色が見られないので「丹頂黒白竜」です。浅葱色が見られれば「丹頂黒青竜」となります。

👈の写真3
丹頂昭和と書かれている鯉です。
鯉では昭和三色の柄の仔位なので当然「丹頂昭和」と呼ばれているのでしょう。錦鯉の昭和は頭部に黒色の斑紋の有る三色を「昭和三色」と呼んでいます。
この系統の色柄は穂竜系の呼び名では「丹頂黒百竜」と言って写真2と同じ呼び名です。

👈の写真4
色んな色柄に丹頂柄が有ります。

👈の写真5
頭部の色は緋斑で無いものが有ると書かれているのはこの様に黒色の色の斑紋の仔も見られる様になりました。自分の作出した黒青竜は頭部が黒い色を持つようにしてます。黒青竜の親魚の紹介でお見せします。
黒色の頭部の黒青竜を「黒頭黒青竜」と呼びたいと思っています。

👈の写真6
ここからが我が家で飼育の明け二歳魚の「丹頂黒百竜」です。頭部には未だ黒色が消えて居ませんが夏頃には消えて欲しいな~と淡い気持ちで見ています。多分、雄と見ています。

👈の写真7
全体に黒色の斑紋が多いのでスッキリとしません。この仔も夏頃にはもう少し黒色が薄くなるのではと見ています。
浅葱色が尾筒付近に見えますので「丹頂黒青竜」です。多分雄の仔です。


👈の写真8
写真では上に写っている仔の緋斑は肩にはみ出しているので緋斑の評価は少し落ます。
下の写真の仔は黒班が少ない仔ですが、この仔の頭部の緋斑はもっと赤色の濃い色がよいのですが、少し茶色が混じっている様にも見えます。二尾共に雄と思っています。

👈の写真9
黒色の斑紋は丁度この位が良いのではと思います。浅葱色が綺麗に見えます。丹頂黒青竜
です。長手なので雄と思っていましたが「雌」ではないかとも見られ、産卵管の確認が難しい仔です。多分雌ではないかと思っています。何方にして親魚に使用します。

👈の写真10
完全に(100%)「雌」魚です。左肩付近に赤斑紋が見られるのが惜しい欠点です。
しかし、この雌を親魚に使用します。
左背に見える一個の赤斑紋で「丹頂五花竜」と言う事になります。


👈の写真11
この仔は雌雄を確認してません。右尾筒付近に赤色の斑紋が見えます。丹頂五花竜ですが
親魚に使用します。
この写真6から11迄の仔の頭部はまだまだ黒色が被さるように見え、綺麗な赤色には見えません。でもいずれ黒色は薄くなって下地の赤色が綺麗に見えてくると思っています。ブログに使用の写真の「丹頂黒青竜」も冬眠明け時には今回の写真の仔よりも黒色の頭部に見えていましたから。

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