これからの魚の管理、その3

2023/02/03

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年間で一番寒い時期がもう直ぐ過ぎます。前々回から書いています金魚の管理も今が一番辛抱の時期です。  結論を先に書きますが、金魚は長期にわたる絶食によって空腹もピークに達しており餌を見れば何でも食べてしまいます。水温の低下によって(10℃以下)金魚の食べ物に対する消化液の分泌は「ゼロに近い状態(分泌されない事)」で 、尚且つ、一番水温が低くなっている今時期に餌を与える事は「消化不良」の発症の原因になります。消化不良を患うと
ゆっくり進行し殆どが回復する事が無く死に至ります。3月の冬眠明け前に消化不良を発症させると元気そうに見えても採卵(放卵)は絶望的になります。
※ 消化不良の症状に付いては、後(次回)に表でお見せします。
今回も先人が残した資料をお見せいたします。2月は兎に角金魚の世話はしない(放置有るのみ)事です。では、写真をどうぞ。

👈の写真1
二月上旬(今時期の事)は少しぐらい気温の上昇を見ても餌は与えない!。
餌を与えても消化不良を起こす可能性がある。この時期の消化不良は回復が望めない。
※ 消化不良は春先や産卵後に殆ど落ちる!。


👈の写真2
2月下旬の餌をどうするかと言う問題です。
この写真の注意事項をよく理解して行動される事を望みます。
兎に角、2にも3にも「消化不良を起こさない」事がだいじですので餌の開始は細心の注意が必要なのです。金魚の風邪やヘルペスの罹患症状と同じ症状の事も有ります。
👈の写真3
2月下旬の水換えの注意事項です。この辺の
事もいい加減にせずよく理解をして行って下さい。
2月一杯(冬眠中)は、「金魚の世話は何もしなくてよろしい」と言う事です!。

👈の写真4
どうしても3月下旬に早採りされたい方にと言って開設されているものです。
これもよく理解してからならお薦めします。
(付録としてこの写真を添付して置きました)

※ 写真の字が小さくて読めませんので、写真をクリックしますと2倍に拡大されます。
拡大してご覧下さい。





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