採卵は自然の掟に従う

2023/01/09

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 我慢が出来ない方か?気がせく方なのでしょうね~。既に採卵をされた方がいらっしゃるようです。危険を冒してまで採卵する事は無いのでは?と思うのは私だけでしょうか?
全ての生物の遺伝子は子孫を残す用に設定されており自然の掟(ルール)に従って進行します。気の遠くなる過去(歴史の中で)の経歴の中で決められていて、一年と言う短い季節の中で進行します。なので少しでも遅れたり、少しでも早かったりすると子孫を残す事が出来なくなるので種の存続が危ぶまれるのです。その事を良く知っている人間も又、種の保存をどの様にすればよいか!?と言う事が近年世界的に議論されていますが、人間の場合は他の動物と違った議論が必要になります(人口減少問題の事です)。
自分は自分のやり方で毎年行います。その方法は自然の掟に従ってルール通りに進行させます。それは人工的にほとんど手を加えないと言う事ですが、どうしてもと言う時だけは、少しだけ手を貸します。時期が来ればその時に書きます。早採りは遺伝子時計を狂わせるのです。人工的に加温をして狂わせることは全てに目に見えない影響を残すのです。生体に長い一年を体感させます。

👈の写真1
表1(写真1)は生体に対する様々な光の作用と書かれています。生物は体内に、ないぞうされた光センサーによって一年を知ると言うのです。そして産卵時期や色揚げの時期などを的確にとらえていくのです。只その時期を知るには適量の光(自然光)が注ぐことが要件となります。月の光も必要とも書かれています(サンゴの産卵)。


👈の写真2
太陽光は体内時計にも影響が有るとも書かれています。人間の時差ボケも体内時計の影響です。
積算温度も加わり人間が思う以上に正確に遺伝子時計は進行します。
※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。大きくしますと字が良く見えます。

👈の写真3
「魚から人に生まれ変わる」と書かれていますが、魚から人に進化したと書くのが良いかと思っています。(ダーウィンの進化論)全ての卵子の中で行われる細胞の分裂と増殖が
同じ過程で進行する図です。


👈の写真4
昨年の晩秋に、久しぶりに大根とカブの種を蒔きました。蒔く季節が遅れたために、ある程度は成長しましたが、冬の到来がこれらの野菜(大根とカブ)には早く来てしまい、冬の低温に会って成長が止まってしまいました。


👈の写真5
写真4と写真5は11月30日に撮影したものです。12月に訪れた寒波によってこれらの野菜の成長はストップしたままです。
種を蒔く時期を間違えたのです。積算温度を無視した咎めです。金魚の採卵、孵化と同じです。
今回の話は「生物の成長」は時期が有る事を知っていただく事を書きました。
マイ金魚を、シッカリ冬眠させる事は産卵時期を待つ事にも繋がります。時期が来ると「待ってました!」と勝手に産卵が始まるのです。慌てる事は有りません!。それが自然の掟です。

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