これから親魚候補の体力造りに入ります

2025/09/25

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 暑さもピークを越え気温が下がり始めると(日照時間が短くなると)生物は冬に備えて越冬の準備に入ります。遺伝子が勝手にその準備を進めるのです。植物は種に、新芽にと来期や子孫を託する準備です。金魚も抱卵の準備が始まります。卵細胞の成長が始まるのです。体力を増すように援護射撃をする飼育をしてやるのです。援護射撃と言っても餌や水換えをきちっとやるだけですけどね。体力造りと言っても難しいことはしてません、唯々餌をしっかり与える事です。消化不良を起こさないように、金魚の餌の食べ残しが無いかをよく観察しながら、健康状態をも気を配りながらの飼育です。体力と言っても元気で大きくすることに集中するだけです。体が小さいと放卵数が少なく一回の産卵でシーズンが終わるので、数回の放卵に対応可能なような体力に仕上げればよいのです。

👈の写真1
穂竜の当歳魚です。親魚候補にと約60尾の仔を予定してます。其のうちの半分の仔が少し小さいので別の容器で飼育することにしました。体長は6~7cmなので、これを越冬に入るまでに9~10cm(口先から尾の先端までが)ぐらいに伸ばせれば1シーズン2回は放卵可能な体力になるのではと考えています。

👈の写真2
写真ではいつも感じていますが、実物と少し色が違って見えるのですが、皆さんはどう見られますか?親魚には空色と黄色の柄の仔を親魚にと思っています。この写真で言えば下の2尾(いずれも左向き)の仔などを使用したいと思います。
👈の写真3
この写真の3尾の仔も柄が良いので親魚候補です。尾の形はまだ目を瞑ります。鱗の乗りが少し気になるので、鱗もパール鱗のハッキリした仔(見られる仔を)をと、選別してます。
👈の写真4
写真2~3は同じグループの仔の写真の様です。
※ この仔達には人工餌の他に赤虫を夕刻時に与えています。勿論、ミジンコ浮草もたっぷり与えています。ミジンコ浮草は天然の餌なので、免疫力もしっかり向上するはずです。

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