観賞魚の鑑賞の仕方は色々あろうかと思いますが、金魚の場合は他の観賞魚と違い人が鮒の自然な形を変化したものを観賞する。それだけに留まらず色柄の変化も観賞するのです。遺伝子は時々変異するのですが体の中には変異を正す遺伝子も有って生命保持に携わると言われています。それでも何千もの卵から孵化された金魚は時々奇形の仔を見る事があり、それらの仔は早めに選別され淘汰されます。錦鯉やメダカは金魚と比べれば体形の変化はほとんど見られないが鱗の変化や各ヒレの変化が見られる様にはなりました。色柄の鑑賞を取り入れることは形がどうしてもついてきません!「二兎を追う者は一兎も得ず」になるのです。色柄を追う事は形を追うより大変難しいのです。五花竜とは5色の体色を持つ金魚を意味します、五色とは①赤色、②橙(又は黄色)、③浅葱色、④黒色、⑤白色の5色ですが潜性遺伝子を持ち発色の見られない色の仔も居ますので、この場合の体色は4色の発現になります。自分の作出の「五花竜」の場合は4色の事が多いのです。もう少し交配を重ねると体色も5色の発現の仔が出ると思っています。
👈の写真1この仔の赤色は綺麗な赤色の部類に入るのでこの仔の赤色の斑紋の大きさも肩の部分に見られればバランスの良い大きさと位置で色柄としては上位ののですが・・・頭部の色が綺麗な赤色に変化すればそれなりのバランスが見られるのです。親魚にと残すつもりです。👈の写真2
写真の2尾の腹部の赤色は混入の黒色が薄くか、又は消えれば、赤色は綺麗な濃い赤色に発色します、2尾に共に頭部は赤色が表面を覆う黒色に隠れていますが丹頂柄ですので親魚に使用する予定で飼育してます。
👈の写真3
写真2とよく似た色柄ですが別々の個体です。勿論、親魚に残して飼育します。
※ 写真をクリックしますと拡大されます。
拡大して色を確認すれば同じ赤色でも色の違いが理解できます。
👈の写真4
写真の仔をじっくりご覧いただければ赤色の違いが見えてきます。そうです、真ん中の上向きの仔の赤色は写真1から写真3までの仔の赤色と同質の色ですが、写真の右端の仔と写真左端の下向きの仔の赤色は同質で少し橙気味に見えます。赤色に近い色ですが違うのです。
拡大して色を確認すれば同じ赤色でも色の違いが理解できます。
👈の写真4
写真の仔をじっくりご覧いただければ赤色の違いが見えてきます。そうです、真ん中の上向きの仔の赤色は写真1から写真3までの仔の赤色と同質の色ですが、写真の右端の仔と写真左端の下向きの仔の赤色は同質で少し橙気味に見えます。赤色に近い色ですが違うのです。
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