穂竜と言う金魚を説明、5

2024/10/05

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 穂竜と言う金魚の作出に取りかかってもう何年が過ぎたのだろうか?自分では忘れかける年になって来ました。記憶を(頭の回転が効かないのです)直ぐに呼び起せないのです。歴史的に穂竜と言う金魚は新しく、色んな変化の記憶が私の頭に残ってないのです。なので毎年失敗をして、改良(進化の)の足踏みを同じ所でしている様で、今年も思う様な進化した仔に出あわなかった気がしています。
これぐらいしか進化できなかった仔の写真をお見せします。まだまだ穂竜と言える仔の出現数が少ないのです。つまり、色柄の固定は形の固定(メンデルの法則)より遥かに希少(まれ)なのです。
今回もその稀な仔の写真をご覧下さい。

👈の写真1
今回の写真は他の仔(今までのお見せした当歳魚)と違い、発育が遅れて居た仔で、別の水槽で飼育して居た仔です。餌も鮎2号と、赤虫を今でも与えて、発育の遅れを取り戻せるよう飼育した大きさが他のグループの穂竜と大差ない大きさに飼育出来ましたので、これ等の仔を親魚にして採卵したいと考えています。

👈の写真2
小さい時に他の兄妹と比べて大きくならなかったのは、進化の過程で考えると進化したためにひ弱な体になった事かも、と思っております。「ひ弱な仔」をよく観察しますと、黄色の鱗には他の色が混じって居ません。写真2と写真3の仔の黄色の斑文には茶色や赤斑等の鱗が見られません。黄色と藍色(青色)の2色の色柄と言う事です。
👈の写真3
今回の仔は赤虫の影響か?他の飼育グループ
に比べるとふんたんが発達してます。
※ 色柄は体形とは同じ様に行きません!。
体形の遺伝は、メンデルの法則で解決しますが、色柄は体形の遺伝と別の問題の遺伝学的
要素が有る様です、それは自分では未だ理解ができていません!。最小単位(個々の識別単位)の塩基配列に因るのかも知れません。
👈の写真4
👈の写真5
👈の写真6

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