観賞魚(金魚)の観賞は形と色柄!その色柄を観賞するに当たり、金魚の発色は透明鱗の仔の色つまり「浅葱色(青色)」が無いと語れない!。その為「きゃりこ柄(透明鱗)」との交配から始まり、赤色を持つ仔を淘汰しながら作り上げたのが「黒青竜」この色柄の仔を作り上げるのにも多くの年月を経ての完成でした。この黒青竜の色柄は、浅葱色と黒色、それと白色、特に白色の鱗に沈着のカルシウムの沈着はパール鱗と呼ばれ、特色のある白色を見せます。
この「黒青竜」は既に完成しており商標登録もしています。
しかしながら、金魚やその他の観賞魚の色柄には赤色が見栄えの基本なので、折角体色の赤色を消したにもかかわらず、その再現の必要性に駆られ、数年前から赤色の再現に取り組むことになり、今年でF3の仔です。あと数年で固定化に成功すると思っています。それでは黒青竜の仔に赤色斑紋をよみがえらせた今年の当歳魚の写真をご覧下さい。
写真1と写真2と写真3の合計12尾が赤頭五花竜です。写真1では右から2尾目の右を向いて居る仔は「丹頂黒青竜」と言う金魚に成長する金魚と思われます、此の仔の様な丹頂柄の仔だけの仔の交配が出来れば重点的に交配を行い、長年の念願である「丹頂黒青竜」の
固定化を進めたいとも考えて、尾の真っ黒な仔を「泳ぐタンチョウズル」等は如何でしょうか!?。
👈の写真2
この写真にも「丹頂黒青竜」の柄の仔を見る事が出来ます。写真2では一番下側に写っていて、左を向いて居る仔も「丹頂黒青竜」です。
※ 体部の鱗の部分の色柄を魚名に付しています。頭部の色と各鰭の色柄は魚名には入れてません。なので左下の左を向いて居る仔は体部に赤色を持たないので黒青竜です。頭が丹頂なので「丹頂黒青竜」とよびます。その他の3尾の仔は体部に赤色斑紋が見られるので、その呼び名も「五花竜」になり、丹頂五花竜とか、赤頭五花竜と言う呼び名になります。
👈の写真3
0 件のコメント:
コメントを投稿