時代の流れ、6

2024/02/25

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金魚は観賞魚、観賞魚は見て楽しむ、形や色柄、それと泳ぎ、目に一番は色柄です。そお色柄を重視する選別が重要な流れとして現れて居ます。今回は2023年の金魚日本一大会での 審査の傾向(流れ)が見られる実態を写真で見ながら実証して見ます。
今回の写真は入賞魚のものも有りますが、入賞魚外の写真も有ります。只、撮影された方の主観で撮影された写真もあります。これらの写真は撮影された方のコメントからこれからの「時代の流れ」が読み取られるのではないかと思います。そのタイトルとして「その他(入賞外の金魚)として会場を彩った金魚達!」と書かれれいます。

👈の写真1
この和金の色柄はほぼ完成された色柄です。
可なり年月の交配が必要だったと推測します。
写真2も同じ方か?同じ出身場所の魚と見てます。黒色の斑紋の大きさとバランスの良い配置が素晴らしいと見る方を和ませる斑紋です。


👈の写真2
この金魚の尾の形も素晴らしい。相当年期の入った方の作と見ます。
錦鯉の写真(下の写真3の中央の緋写り)に似た色柄なので、これからは錦鯉の色柄に似た柄の金魚が増えると見てます。金魚も色柄に関心が集まる予感(時代の流れ)がするのです。


👈の写真3
社会的事情から錦鯉を飼育可能なスペースを持つ土地の購買は難しい。勿論高価な錦鯉の購入もままならない!。ならば手頃な金魚で
満足しよう!。チョット寂しいけれど、金魚も飼育して見ればそれなりに楽しい!。
2億の錦鯉にあやかって、せめて色柄を似せて楽しみましょう。ガラス製水槽なら何処にでも設置場所は見つかります。

👈の写真4
この和金は、その他A和金型と書かれています。私はこの和金は未完の柄と見てます。赤色の斑紋の位置がアンバランスです。体部中央から尾に至る位置にも赤色の斑紋が有ればバランス的に安定するのでしょう。
👈の写真5
この仔も写真4の仔と同じで色柄的には未完の仔です。体部の黒色の斑紋はバランスが良いのですが、頭部の赤色の斑紋が小さいのです。丹頂を狙ったのであればもう少し大きな斑紋であったならばと作出者さんも思っているでしょうね~。数年以内に完成させるでしょう、発想の素晴らしい方のようです。
出品された方は写真4も写真5も同じ方?
なのでしょうか?ね~


👈の写真6
何年か前から「龍鱗」として見られる様になった鱗の金魚です。この金魚も多く見られる様になってきましたが、色柄にも付加価値を求める様に進化を進めてきているようです。
写真5までの金魚は和金型ですが、この金魚は、「その他Cオランダ型」の金魚になってます。この金魚も黒色がベースになって居る様にみえるので東錦の竜鱗からの仕上げものでしょうか、穂竜系の金魚にも龍鱗を持つ仔は見る事が有ります。

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