時代の流れ、4

2024/02/20

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 2億円の錦鯉が産まれた時期を境にして金魚の色柄の考え方も変化したような気がするのは自分だけでしょうか、もっと以前から観賞魚の金魚も色柄の変化を多くの方の心の中には芽生えていたのかも!?
昨年(2023年)金魚日本一大会の金魚の色柄が(当歳魚の部のトップが江戸地金)近年になく変化(進化)してきている様に思うのです。その裏では輸入魚の色柄が秘かに変化していたのも事実です。これからも色んな色柄の輸入金魚がお目にかかれるでしょうね~。国内の金魚生産地の皆さんも輸入金魚の交配(生産)に取りかかられる事でしょう。チョット前に見た画像では「36回(2023年)金魚と鯉の郷祭り(熊本県長洲町)」で、自分の仕上げた「黒青竜」の販売をされていた方の写真を見つけました。なかなかの黒青竜でしたので、今日の写真としてお見せします。尚、黒青竜の名は穂竜と共に特許庁に私の名で「名称登録」しています。

👈の写真1
昨年の「金魚と鯉の郷まつり」会場で販売されていた「黒青竜」で動画からの一こまです。私からは出荷してませんので、どの様にして長洲の生産者の手に届いたかは知らないのですが・・・長洲には、第一回金魚日本一大会のその他の部に優勝魚の「穂竜」を金魚の館の完成記念に展示するので、と請われ妻と持参したのが最初でその後は取引無しです。その時の穂竜は今で言う「藍竜」です。


👈の写真2
昨年の秋、四国オランダの品評会に連れて行ってもらいました。会場に置かれた看板です。写真6の日本一大会と対比してます。

👈の写真3
色々な意見を聞きましたのが、審査です。赤色のハッピを着た方が、お一人で毎年審査をされるそうです。緑色のパッピの方は魚係の役のようでした。四国地方で戦後生き残ったオランダからの今が有る様で、その形が今に継承されているとか?審査員の交代が新しいオランダを作るのかは時期が来れば解るでしょうね。オランダも色んなタイプのオランダが有ってもこの会は、この会のタイプでしょう。


👈の写真4
審査が一人の為、魚の審査がぶれず、多分毎年同じ様な審査をされると思うので安定しているのでしょう。形が当歳魚も親魚も同じ形をしている様に見えます(当たり前ですが)
毎回同じ方(常連さん)が入賞するのでしょうね~。

👈の写真5
金魚の大きさと頭部の発達を除いた形は親魚も当歳魚も同じ様に見えます。未完の穂竜系の金魚と比べれば「前掛かり」のかかった尾は羨ましいですね~前掛かりの見られない仔などは出品魚の中には見られませんでした。
穂竜系の金魚も色柄が決まれば、尾の前掛かりはキチット決めたいと思います。日本では尾は前掛かりの尾が一番進化した尾の形です。

👈写真6
金魚日本一大会会場、四国オランダ会場(写真2と対比しました。
👈の写真7
壇上の方々は大会審査員の数です。
投票によって審査は進みます。
多種類の金魚(審査対象の多魚種金魚)の審査では多くの審査委員が必要です。が、審査員の数の問題は、メリット、デメリットが有るようです、人間の目での審査は数人で行うのが常の様な気がします。

👈の写真8
金魚の出品者は業者さんから購入も多いので
(私が出品して居た頃の入賞魚は購入金魚を業者さんに育ててもらっていたと聞いた)は?写真の親魚の部に優勝のこの仔は丸手?
頭部は中国金魚の様に見えます。当歳魚(写真9)と比較すると違いが見られる。多分輸入業者さんの関係ではと思われます。四国オランダとは別の形です。色柄も別物の様に見えます。これからはこの様なオランダが流行るのでしょうか?。

👈の写真9
この当歳魚の部のオランダは四国オランダの系統の様に見えます。新しい色柄に挑戦した後が見られます。尾は蛇の目模様、体部の柄も斬新な配色です。ふんたんの発達した龍頭、あっぱれ!出品者さんと審査員さん!。
これからは素赤の金魚は色柄で損をします。
金魚のべべは赤いべべでは時代遅れなのです。綺麗な柄のべべを着せましょう。



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