期待の持てる仔が見つかりました。

2022/06/26

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金魚の発色変化(色変わり)は孵化後60日~80日頃と言われています。発色後も色々と変化が見られ、色も濃くなったり、薄く退色しながら色柄が落ち着くまでは年明けの産卵後まで続きます。なので、今日の写真を見ただけでは断定は出来ませんが、凡その斑紋の将来が推測可能です。
で、今回お見せする写真は念願の「丹頂黒青竜」柄の作出に期待の持てる仔の出現が見つかり
私の交配が予定通りに進んでいる事の証にもなるのではと思うのです。
「丹頂黒青竜」穂竜ブログの看板写真の出現を見てからこの金魚の作出に心血を注いでいるのでやっとその明かりが見え始めたのではないかと思っています。では、その写真をご覧下さい。




写真左1





写真左2
写真1と写真2はこのシーズンに「丹頂黒青竜」の作出を夢見て明け2歳雄魚(写真1と写真2)を黒青竜の雌にあてがいました。
4月22日に産卵し稚魚となった仔の中の仔から見つかったのが下記の写真3と写真4の仔です。

👈写真3
5尾の仔が写っています。向かって右2尾は
黒青竜で、中央から左3尾が「五花竜」です。

その3尾の五花竜の内、一番上の仔が私の希望の星の一尾で、丹頂柄が見られるのです。
赤色の発色はこの様な薄いものから始まり色素細胞が色素顆粒を分泌放出する事によって
徐々に濃くなっていくのです。


👈写真4
写真3の頭部の赤色が見え始めた仔をアップしたのですが、この仔は目幅も有り頭部の肉瘤も発達間違いなしと思われる仔です。



👈写真5
同じ腹の仔と思われる頭部の赤い仔がもう一尾います。この仔の赤色は面積が小さい(写真4の仔と比べ)でも、立派な赤色を見せています。2尾共に肩の部分に黒い斑紋を持つ事から写真1と写真2の雄親からの遺伝子の悪戯です。



👈写真6







👈写真7
写真6と写真⑦の仔は浅葱色が濃いので次回の交配にはこの様な浅葱色が濃く綺麗に発色の仔を使用したいと思うんです。











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