我が家の黒青竜の稚魚の現在、パートⅢその3

2022/06/24

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 黒青竜の稚魚の現在パートⅢの続編で、その3として黒青竜同士の交配での色柄の変化をグループでお見せしています。
黒青竜同士の交配であっても色柄の多様性の為か?はたまた遺伝子の未固定の為かは不明ですが、考えられる色柄が表現されています。今日の紹介の仔は赤色の斑紋を持つ(五花竜)仔も見られる様になりました。
黒青竜の作出は五花竜の赤色を消す淘汰を続けた為、赤色の色素が遺伝子配列から消えたものと考えていましたが、何処かで秘かに残って居たことになります。この赤色の遺伝子(塩基配列)を、徐々に甦らせ綺麗な五花竜に仕上げたいと考えていますので、この仔達が真の五花竜の元祖となる仔達かもと期待の稚魚達です。では、その赤色を持つ稚魚の一部を写真にてお見せします。


写真左1
黒青竜同士の交配であっても、又、透明鱗であっても、その透明鱗の中には
①黒青竜
②五花竜 の2つの色柄の仔に分かれる紋様の仔が出現しました。写真の仔達は赤色の斑紋がやっと浮かび始めたと言った処の状態です。その為、赤色の斑紋が薄いのです。


写真左2
写真1の仔達よりもやや赤斑紋が濃い赤色に発色しています。この赤色は水温の上昇と共に、これからより赤く発色が見られる様に変化するものと思っています。



写真左3

この写真3は、写真2の仔を再現したものです。
黒青竜同士の交配の仔の中からはこの様な仔が(赤色斑紋を持つ仔)が全部で10尾いました。この仔達を来年の親魚に用いて採卵を行い、赤色の綺麗な斑紋を持つ五花竜に仕上げたいと思っています。




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