我が家の黒青竜の稚魚の現在、パートⅢその2

2022/06/21

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 前回では「黒青竜」の今年の稚魚の今を写真でお見せいたしましたが、今回はその稚魚の比率を今飼育している仔で説明します。
既にこの仔達は数回の選別をくぐり抜けて残った仔だけの稚魚数の比率で有り、色柄だけでの判断によってメンデルの法則の生きた証拠の証明になる結果と判断されます。

色柄での表現がどの様な比率で現れたかをここに書きますので、皆さんの採卵の仔も多分私が経験したものと大体同じような比率の結果を経験されたのではないかと思っています。
以下の写真がその結果です。
 メンデルの法則では、F1同士の交配では「1対2対1」の割合です。
 最初の1は「白竜」で次の2は「黒青竜」最後の1は藍竜で有ります。この最後の「藍竜」
が2つに割れまして面白い結果が現れたのです。で、面白い結果を説明します。


写真1左
この写真は「黒青竜」同士の交配であっても
色素を欠いた仔が産まれます。遺伝子的にまだ固定できないでいる証拠かもしれませんが
黒青竜同士の仔はこの様な仔が必ず産まれます。
これ等の白色の仔は「白竜」として別の意味で人気が有る様です。


写真2左
白竜と共に「藍竜」も又一員として現れます。前記の2種(一番多い仔は「黒青竜」
二番に多いのは白竜)と違い1対2対1の3番目がこの普通鱗の「藍竜」になるのです。



写真3左
この写真をようご覧下さい!。透明鱗同士の
「黒青竜」の交配から普通鱗が産まれ(藍竜)その普通鱗の仔が2種類の色柄に分離されると言う想像外の結果が出ました。
そしてこの2種類の出現比率も半分づつの割合です。今の所は空色が綺麗な青色に見えます(拡大してご覧下さい)。
写真2が「藍竜」で
写真3は「穂竜」です。この穂竜はどの様な色柄で落ち着くのかに関心が有るのです。今年の採卵では最高の傑作になるかも知れません。私が望むのは、秋空(青色)と稲穂(黄金色)の際の綺麗な2色なのです。





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