身近な自然の摂理、29

2022/02/26

身近な自然の摂理

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金魚は未だ冬眠中なので「身近な自然の摂理、」を書いています。
今週中は、気温が低いとの予報です。冬が寒い年は夏が暑いらしい。



「身近な自然の摂理、25(2月12日)」で書いた近くの梅の木も満開に近いです(写真上)

梅は2月の花です。
どの様にして開花時期を知るのかは不明ですが、気温だけでは無い様に思います。太陽光の強さと日照時間も感知するのでは? と思うと同時に、どの部分にそのセンサーが有るのか? どの木も梅は2月中に咲きます。

私はそのセンサー(気温や日照時間の感知)は、芽(葉芽)に有るのではないかと思っています。

梅に続て咲く、身近な花はスモモの木です。


写真(中)が我が家でもう何年も手入れをして管理している木です。

写真(中)二月のスモモの木です。
太陽光も日に日に強く感じられる様になりました。午後二時頃のスモモの木付近の写真です。この木の左に見える白いビニール袋は、肥料で牛糞と鶏糞です。これからこの木に鋤き込むのです。肥料はこの他に、ミネラル分、や苦土石灰(畑のpH補正の為)P、N、K、の化学肥料も同時に投入します。 

同じことを、もう何年も続けて居ます。肥料の施しは金魚の餌の投入と同じで考えられる栄養を満たしたものです。

写真(下)もう既にスモモの蕾が脹らんで来ました。写真(自分の指をバックにした写真)の枝に左右に分かれて二つ見えるのが花芽で、左右の花芽と花芽の間に小さく三角形状に見える灰色の芽が「葉芽」です。

 

スモモの花が先に咲いて、花が満開になると葉芽が出て来ます。葉芽は最初は黄色に見えながら芽生えてきます。

スモモでも梅でも、桜でも蕾が硬い時期に切り花としてバケツに水を張って切り枝を入れていると、バケツの水分だけで花は咲きます。この現象を見る事は花芽や葉芽は水分が有れば(乾燥しなければ)芽の細胞は水分だけで進行(咲く事や芽吹く事)が可能なのです。

芽の細胞にはセンサーや栄養をカスケード的に進行可能な様に遺伝子が詰まっていると見ています。

※ スモモの木にも天敵が居まして、花が咲き始めると葉芽も吹き始めます。それを待っていましたとばかりアブラムシが飛来します。黄色の色にアブラムシが反応するのだそうです。未だ葉芽が黄色(若葉)になり始めの頃、既に繫殖し始めるのです。

東南アジア方面から風に乗って飛来するのだそうです。ツバメもその頃やって来るので同じ風に乗るのかも。

アブラムシがスモモの新芽に増殖するとスモモの実が大きくならないのです。
スモモの花が散り始めると毎年必ずアブラムシが飛来するので、殺虫剤と殺菌剤を同時に散布します。無農薬栽培は無理です。減農薬に努める様に考えています。毎年スモモの木に行う薬品の散布はこの時期に行う、殺菌殺虫混合薬剤のみの散布にしてます。金魚の飼育もトリートメントとしての薬剤は考えないし、使用しません。

写真をクリックしますと拡大します。拡大しますと綺麗に見えますので拡大してご覧下さい。

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