身近な自然の摂理、26

2022/02/16

身近な自然の摂理

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 日に日に太陽の沈む時間が遅くなるのを感じます。
これから雨の降る後に(一雨ごとに)気温の上昇を感じる時期に入るのですが、昨日の雨で当地の今朝の気温は5℃、まだまだ気温は低いのです。
私の採卵は自然体で行うので、暦の示唆する法に従い行いますので、参考になればと思いながら書いてます。

と言う事で、そっと飼育池を見ますと随分緑が濃くなって居ました。水換えをしようと思い別の水槽に
新水を張りましたが(エアーレーッションはしてない)何時移動しようか?数日以内に水換えをする予定。

毎年採卵時期まで、雌雄同じ水槽で飼育してましたが、今年は採卵予定日まで雄雌別別の飼育容器で飼育する予定で居ます。
それを次回の水換え時に決行します。何故採卵前日まで雌雄別々の容器飼育にするかは、双方の体力消耗を避けるためです。

冬眠明けは冬場の絶食の為、金魚の体力は想像以上に消耗しております。なのに雄が早い発情で雌を追い追われる雌魚は嫌がって逃げ回り、その為、大きなエネルギーの消耗をします。この事が産卵後の体力に影響を与え、予後不良で色々な病気を惹起すると考えています。

(予後不良とは、魚の産卵は最大のエネルギーの消耗です、産卵後に命の終わる魚もあるのです)。

冬眠明けから産卵までの短い期間に魚は体力の立て直しは出来ていないので、無駄な体力の消耗は避けるべきと考えての雌雄別々の飼育なのです。なので冬眠明けから雌雄の判別が出来る仔は別々の容器飼育になります。
冬眠明け後に体調を崩す子が見られるのは体力の低下(免疫力の低下)によって感染症(風邪や鰓病)の罹患率が高まると見ています。

今日の写真は我が家の金魚池の側の畑にやって来る小鳥達です。

ハクセキレイですが、一年中来ます。可愛いのですが、この鳥は稚魚の天敵です。
1㎝位の大きさなら食べるのです。この鳥が稚魚の水槽に近づくようなら狙われて居ますので蓋をしたりネットで防御しましょう。

写真は金魚池の側の畑に敷いた防草シートの上を駆ける「ハクセキレイ」。

写真(下)冬の時期にだけやって来る鳥「ショウビタキ」です。当地では「紋付」等と呼んでます。
やって来るのが冬の時期なので、稚魚を狙う事は見ませんが、私が畑を弄って居る時だけ見る事が出来るので、この鳥たちは土の匂いを嗅ぐことが出来るのではと思ったりしてます。
「ショウビタキ」も、もう直ぐ山奥に帰る時期が来ます。




 

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