身近な自然の摂理、23

2022/02/05

身近な自然の摂理

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 マイ金魚は、今、冬眠真っ只中!

なので金魚のに関係のない植物の話を書いています。

前回に続き、身近な自然の摂理、の植物編と言った処の話なのですが、自分の少年時代から壮年時代に庭の一部の様な場所の様子を見て下さい。
その箇所は、前記で写真と共にお見せしました場所なのです。

この場所は、昔はホウネンエビやミジンコ等が、田植え後に一時期にはワンサコと湧いているのを記憶してます。
時期的には6月下旬から7月上旬にかけてが大量に発生します。その時期には、田の除草期に当たり、農家は除草剤の散布期にはいるので、ミジンコやホウネンエビも消えてしまうのです(植物性のプランクトンも除草剤の影響を受ける為)。

今でも時々庭(田を)を覗きに行く事が有りますが、ミジンコがチラチラ見えても、掬って帰る事は恐くて(病原菌や寄生虫、天然の卵を持ち込む危険を感じて)パスしています。

前回の写真(中)は、一週間前位に撮影しましたが、中央の溝には僅かな水が溜まって居てその水路には前回記しました様な外来の「浮草や藻」が真冬なのにも関わらずびっしりと繁茂してました。
その事を今回の写真でお見せします。

 写真(上)上記の外来種の藻で、溝(田の排水、給水溝)の底辺部にびっしりと繁殖して、未だ水温が10℃以下の気温にもかかわらず、既に新芽を吹いています。スゴイ繁殖力です。この繁殖力が秋ごろまで続きます。

今月(2月20日)には、農家全員でこの溝の掃除を行いますが、田植え前にも溝の掃除を行います。
田植え前の溝掃除は、前もって農業役員が強力な除草剤の散布を、この溝に散布しますが完全に枯死しない様です。
一年に間に4回も溝掃除が有るので、もう、うんざりです。自分の年齢を考慮して近年は不参加に決めています。
不参加の代償としてお金を支払います(日曜日が溝掃除に当たり金魚の行事と同じ日になる事が多い)。



 写真(中)茶色の藻で、この「藻(浮草)」も、外来種の藻と言われています。既に繁殖が始まって居ます。
写真は既に繁殖が始まり、古来の藻が繁殖前に水面を覆うので在来種が繁殖できず生態系の破壊が起きています。写真は溝一面に繁殖が見られる茶色の浮草でマックスは今の6倍くらいの大きさになる。



 写真(下)写真(中)の藻を取り上げて写真にしました。明るい茶色が珍しくペット店などが輸入をした物と思っています。浮草の根もしっかりと伸びてきてます。ミドリガメ等と同じく環境破壊は続いているのです。外来種は在来種を駆逐するのです。

 ※ 生物(病原菌)は新しい生物(種)に移行する時には、遺伝子的に強くなるそうです。今、流行のコロナウイルスも、元はコウモリに居たと言う事です。コウモリから人に移る時には遺伝子的に強くなるのだそうです。遺伝的とは毒性(病原性とか伝播性等が)が強くなる事です。




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