身近な自然の摂理、18

2022/01/14

身近な自然の摂理

t f B! P L

 金魚は冬眠中なので、その間にと言いますか、金魚の寿命を(長生きさせる飼育を)考えると、どの様な飼育が長生きするのか?と言う事になり、気に入った金魚を何時までも観賞できる、そして次代にその特徴を繋げるためにも、この冬眠の間に考えて見るのも良いかと思い書く事にしました。

詰まる所、金魚の飼育は「自然の摂理」に、かなった飼育をすれば天寿を全うでき、おまけに、次世代に繋ぐことも理に合う事なのです。

で、今日は、前回からの続きで「藻」の話をしたいと思い書く事にしました。

金魚は雑食性の魚です。雑食性とは、その餌は植物性や動物性の何方も食べると言う事で、何方の養分(成分)も生活に必要だと言う事で有りますが、簡単には食材を入手できないので、殆どの方は市販の代用食(人工のペレット)で飼育して居るのです。

市販の餌も現在ではその餌(市販の餌)のみで飼育しても天然の餌に負けない素晴らしい餌ですし、それらの餌でも立派に成長します。それでも、天然の餌には自然の摂理!、人工餌には無い微量要素が天然の餌からは摂取できるのです。
餌の消化(金魚自身の腸からの消化液は)も、天然の食べ物に合った消化液を分泌するのです。

なので、消化不良を起こす事も少ないので体調も良くなるのです。飼育していて天然の餌なので元気だ、人工餌なので調子が悪いとは普段は感じられませんが、私としては何か違いは目には見えないがきっと有ると信じ、出来るだけ天然の餌を与える様にしています。

目に見えないものとは、「免疫力の向上」とかがそれです。
日本人はコロナの発症が有っても軽くて済むと言うのはビタミンDを食生活の中で獲る方が多いからだと言う説があるのです。

それで、天然の餌の植物であります「藻」からそのビタミンを採る方法を書きます。



 写真(上)「藻」と言うと一番の藻が「ジンタン藻」なのです。ジンタン藻は天然では何処にでも見られる藻でなく、簡単には入手出来ませんが、一度入手できますと何処にでも増殖可能な「藻」です。
この藻の培養は、金魚の飼育水を捨てずにナイロン袋にでも採りそれに「種藻」を入れておけば増殖するのです。

只、金魚の飼育水は金魚の糞が「ジンタン藻」の肥料になるからですが、肥料としての持続性が乏しいので、液肥を少し加える必要が有ります。

ジンタン藻の繁殖が希望の方は時期が来れば、この掲示板でお知らせしますのでその頃に掲示板をご覧下さい。

で、そのジンタン藻ですが、この写真は冬の水温が低下した時期には、ジンタン藻自身の活動が静止して油分(脂肪)の分泌がストップして、浮力が無くなって、水底にゆっくり沈み水底で越冬します。
春になって水温が上がり始めると藻の体内の酵素の分泌が始まり油分(脂肪)の分泌も始まりゆっくりと水面に浮上が始まるのです。

写真は水底に沈んだジンタン藻です。小さな黄緑色の点がそれです。体も委縮して活動期の3分の1に委縮してます。



 写真(中)この表は(写真の表)以前にもお見せしましたが、再度お見せしています。ジンタン藻の成分表を円にして表わしているのですが、申し分ない栄養素の塊なのです。
植物蛋白の多さや、脂肪は勿論、ビタミンの各種、ミネラル分、繊維等、もうこれ以上のものは見られない栄養の宝庫! 餌として与えないのは有り得ない!



 写真(下)ジンタン藻の栄養宝庫以上に栄養の宝庫が天然に有るのをご存知か?
ユーグレナ(ミドリムシ)です。ミドリムシと言われていますがムシでは有りません。藻に近いものです。これは究極の別品で、東大での研究員の方たちがユーグレナとして製品化「サプリメント」して発売してます。詳しくは「ユーグレナ」で検索して下さい。

2018年に有効期限が切れているのですが(私が飲んでました)私の食生活が完璧なのか?このユーグレナをサプリとして使用していましたが、効果が感じられなかったので、この写未だ真の様にまだ大分飲み残しが見られます。良いと思えば何にでも飛びつく性格なもんで・・・

※ 写真(中)のジンタン藻の、円グラフの説明にはこの「ユーグレナ」の事が書かれていますので写真中の説明の字を大きくして読んで置いて下さい。



QooQ