穂竜系の金魚の色柄の改良計画、その③

2025/11/23

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金魚の色柄の改良計画の話を書いています。この改良計画の難しさは穂竜と言う金魚の形を崩さず色柄を作り上げる事です。それはつまり穂竜系同士の交配によってのみ可能であることです。穂竜以外の品種との交配は、穂竜と言う金魚の形を崩すことにほかならないのです。穂竜の特徴である①出目で有ったり②ふんたんを伴った肉竜で有ったり③パール鱗で有ったり④丸みを持った体部で有ったり⑤長尾で有ったりの形の事です。体形の話は①形の項目で書く予定でいます。今回も色柄の改良計画の話なので、初めは丹頂柄の進捗状況で「丹頂黒青竜」 の進捗報告せす。

👈の写真1
丹頂黒青竜のイラストです。川田さんに描いていただきました。

👈の写真2
それを(写真1のイラストを)マグカップにプリントしたものです。「丹頂五花竜」と赤字で書かれていますが、金魚の名は体部の色で命名するので、この柄の金魚の名は「黒青竜」がらで「丹頂黒青竜」になります。
※ 金魚の名は全体の色柄を金魚名に使用してましたが、この後に体部の色柄をその金魚の名に付すことにしました。
👈の写真3
丹頂黒青竜のイラストです。写真1の横見のイラストに加えて上見のイラストもお願いしました、それがこの絵です。
👈の写真4
上見のイラストもマグカップにプリントしたものがこの写真です。この時の金魚名は「丹頂黒青竜」になってます。

👈の写真5
写真5は私が初めて「黒青竜」同士の交配の仔の中から発見した「丹頂柄」の仔です。2017年の当歳魚でした。頭部の黒色の下に赤色の下地が見られたので興奮したのを覚えています。この写真をよく見てください、ふんたん部が発達しているでしょう、穂竜系の金魚の特徴です。
👈の写真6
写真5の仔の2歳の時の写真です。黒色のメラニンが消え頭部の赤色が綺麗な赤色に発色してきました。雄でしたので交配に使用し約300粒の受精卵とその卵の孵化に成功しましたが天然のミジンコに付着の病原菌にやられ、その菌が親魚に感染、痛い目にあいました。
勿論この写真の親魚も落ちました。
👈の写真7
丹頂がらの仔が産まれる可能性を知ったので再度丹頂い柄の金魚に挑戦する、やっと今年はこのような柄の仔に巡り合いました。
写真7から写真11までの仔は当歳魚で今我が家で飼育してます。

👈の写真8
写真5も(2017年の仔)当歳魚の時期は頭部の色はこのように黒色が濃く混ざり合う色だったので来春の産卵後は黒色メラニンも消えると考えています。写真6がそれを証明しています。
👈の写真9
👈の写真10
👈の写真11
今年の仔(当歳魚には)9尾の仔が丹頂柄でしたので、この中には1ペアか2ペア出来れば良しの考えでいます。来期は分譲可能な数の丹頂柄の仔が産まれる事を期待できるのではないかと甘い考えでいます。

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