穂竜系の金魚の色柄について、7 変わり竜(ホ)「黒橙竜」 

2025/11/01

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 金魚は観賞魚、①その形、②その色柄を楽しむ!。このシリーズでは穂竜系の色柄についての私見を書いています。穂竜系の金魚の作出過程において見られる色の変化を捉え、未来の色柄の固定を進める事で、愛好家に金魚鑑賞の一助になればと書いております。今回は「黒橙竜」です。今年の仔の中から見られた黒色と橙色の2色の仔の写真をご覧ください。

👈の写真1
観賞魚の錦鯉の写真です。既に色柄では先を走る錦鯉の世界では色んな柄の鯉が市販されています。この錦鯉の柄に似た色を持つ金魚が居ます。穂竜系の金魚にも仔の色柄を持つ仔が生まれています。自分の金魚の命名は体部(頭と尾を除いた部分の事)の色そのものを金魚名として付しています。

👈の写真2
今回の金魚の色柄も(写真2から写真5まで)まだ未完の色柄ですが、この柄も錦鯉の様に独立した柄名に仕上げたく思っています。多くの金魚愛好会の方々が好みの色柄の仔を観賞していただくためには、多くの色柄の仔を完成させたいと考え、今日の紹介の仔もその一つです。
👈の写真3
👈の写真4
未完の色柄のため、白色がまだ残りますが体部から白色を消す予定でいます。しかし、白色を残すのも3色として有ってもいいとも思っています。
👈の写真5
この仔の様に白色が残る仔も「黒橙(白)竜」として観賞価値も有るのでは?とも思います。頭部の肉瘤も水温低下とともに発達してきました。鰓が少し開きましたが体形は上級の金魚です。

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