金魚の赤斑病の発症が毎年今頃見られるので6月9日のブログで説明を致しましたが、我が家で発症の当歳魚の発症の赤斑病(出血斑)が思ってた以上に長引いたため、今一度その病気の原因と治療方法を説明して置きます。私は穂竜系の金魚の飼育のみを行っていなすが、当歳魚のブラインシュリンプから次の餌に切り替える今時期が最もよく発症しますので、穂竜系の金魚、特に当歳魚の餌の切り替え時の今頃によく見かける赤斑病の治療は、私が行っている方法が安価で確実なので、愛魚の赤斑病を発見されたら是非是非この方法で治療を行って下さい。
では、写真で説明します。
金魚一道に赤斑発祥の原因を綺麗に書かれていますのでその説明をお借りいたしました。
当歳魚が大きくなり飼育槽が窮屈(密飼いになる)になると、色々な原因で、水質の悪化等で免疫力(体力の低下)の低下で、様々な変化を来す。アンモニア窒素の増加で出血斑が見られる様になり、飼育稚魚は水面に漂う様な泳ぎも見られるようになる。👈の写真2
先日の水換え時には、写真の仔の様に体表面一杯に出血斑を見る仔も現れた。痛々しい!(早く気が付かなくて御免ね!)。
👈の写真3
前回にもお見せした体表面の(赤斑病)の見られる病気(原因)とは「体表面に出血斑が生じた」原因は①赤斑病(エロモナス菌による)②ウオジラミ、③水質悪化の3っつだけなので、③の飼育水質悪化は水を換えるだけで治る。②の原因がウオジラミは見れば見つかる。残るは①のエロモナス菌が原因の場合のみです。
👈の写真4
エロモナス菌の検出はその道にいた方でしか検出は無理なので、最初からエロモナス感染症として処置に入るのが賢明な治療方針であります。この写真の薬剤作用スペクトル表から左3段目のイソジンの作用スペクトルが広く全ての細菌や真菌、ウイルス感染に効果が有ると記されているのです。嬉しいことに消毒剤は抗生物質の様に耐性菌が出来ない長所が有るのです。
👈の写真5
私は家庭薬の傷薬のイソジンを使用します。
市販の薬剤なので何処のドラックでも購入可能です。写真の30mlで価格は700~800円で
購入可能です。家庭の常備薬としても有っても無駄と言う事は無いはずです。イソジン嗽薬は必要が無い薬剤も入っていますし、価格も高くなるので、イソジンキズ薬(写真5)を使用します。
👈の写真6
イソジン液の使用濃度を書いています。
ポピドンヨード7g(有効ヨウ素0.7g)とありますが、キズ薬の(有効ヨウ素は1g)ですが、写真の処方と同じものとして使用してます。只、キズ薬の方が濃度が少し高いので短時間で切り上げると良いのですが、
同じ様にしますと薬浴後には少しショックが大きい様です。フラフラとしてますが一晩も時間を過ごすと、逆に元気が出ています。
👈の写真7
薬浴に使用は、飼育水1リットルにイソジン液4滴を添加、15分間薬浴。(私は3リットルにイソジン12滴)の水にエアーレーションをかけ、15分の薬浴をしてます。
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