冬眠中に考える(思う事)5

2024/01/24

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 今日の当地は、今冬の一番気温の下がった日(明け方の気温1℃)?、日本海地方の方から「何それ!」と笑われるかも知れませんが、当地は5㎝でも雪が降れば(積もれば)学校も休校になったり大騒ぎです。
さて、冬眠中に考える(思う事)の5回目は「黒青竜」の作出時に消した「赤色」を再現させるにはどの様な交配を続ければ最短年数で再現できるのか?を考えています。手持ちの「駒(金魚)」からの再現なので思案のしどころと言った所です。赤色なら何でも良い!とはいかないのです!。赤色は2億円の錦鯉の赤色の様に「真っ赤」の表現に近い色が欲しいのです。
愛好会会報には「第四章 審査規定が記載され、それには第十条 名称、特徴及び部門が謳われ「黒赤竜」や「五花竜」が赤色を持った金魚名として記されています。
赤色一色の魚体「赤竜又は紅竜」は柄(模様)を持たないことから審査対象外!と記載してます。この場合の赤色は緋色一色の赤色を想定したからです。緋色と言うのは赤色と表現して金魚が見られた野生の緋鮒(ヒブナ)から殆どその色が進化してない色だからです。同じ赤い表現でも丹頂と言う金魚に見られる赤色は真っ赤と表現できる赤色に進化させた赤色なのです。
この赤色を穂竜系の金魚にも取り入れ表現ができ、柄(模様)を持たせれば「紅白竜又は赤白竜」として観賞価値も高まるのでは?と考えたいのです。穂竜系の「紅白竜又は赤白竜」は白色の鱗には、カルシウム沈着が見られるので、その白い鱗がより綺麗な白色を見せ、赤色の斑紋をより赤く綺麗に見せるのではないかとも思うのです。


👈の写真1
毎年続いて居る「清水金魚」さんのカタログの表紙です。色分けで楽しむらんちゅう模様と書かれています。
形だけでなく色柄(模様)も大事な観賞対象なのです。

※穂竜系の紅白竜は此処に書かれた模様以外にもっと
 複雑な模様が見られる可能性が有ると信じて居ます。  
 ミニ錦鯉紅白斑紋に近い模様の紅白竜(仮称)を
 夢見ています。


👈の写真2
カタログの裏面です。此処にはランチュウの頭部の模様が書かれています。模様にはそれぞれ名前が付してあります。


👈の写真3
カタログの表裏一体の写真です。この様な模様を持つランチュウは希少価値からして値段が高いと書かれています。「値段が高い」と
言う事は品位が上と言う事です。つまり、
審査では上位になると言う事!なのです。



👈の写真4
この雌は3歳魚です。この仔には色んな雄を使用して(同時に使用)色んな色柄の仔を世に出したいと思っています。赤穂竜や紅白竜
黒赤竜等です。勿論、五花竜もです。

👈の写真5
昨年の「赤穂竜」作成時のF1の仔です。
この仔達は写真に上の仔の子供です。
この仔達(F1)と雌親(写真上の仔)との
交配(戻し交配)も考えています。

👈の写真6
赤穂竜作出のF1で残した仔は写真5と写真6の仔だけになって居ます。この仔達同士の交配も当然行いますが、どの仔が雄かどの仔が雌かは確認はしてませんので・・・
写真では左の仔は雌で右の仔は雄の様に見えます。

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