冬眠中に考える(思う事)4

2024/01/21

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「 冬眠中に考える」と題し飼育金魚の色柄の進化を進める事を思っています。何十年も歴史のある金魚品評会で、審査されれいる金魚の色柄が全く同じ色柄なのが不思議なのです。
観賞魚の金魚で色柄(色彩と模様)を審査に加えるのは、キャリコ柄の「東錦」「朱文錦」などです。色柄を考慮する交配を行うと形が崩れ「二兎を追う者は一兎も得ず」になり代々受け継いだ形(型)が、跳ぶ(崩れる)ので色柄を無視続けた交配の弱点と思っています。それがまたその金魚の本髄(見所)なのかも、でしょう。只、それは過去の(昭和以前の方の事)事で有り、目まぐるしく変化する現代人には、その時期(時代)に住む(生きる)人の考え方は少しづつ変化しているのです。どういう事かと言いますと、例えば車は移動する道具ですが、年度毎にモデルが(型)変わっているのです。自動車製造会社(トヨタやホンダ、日産等)は同じ自動車の名前でも、何処かを変えて販売しているのです。そうしないと売れないのです。購入者は同じ買うのなら新しい型(新車)を買う様に誘導されるのです。現代では、自動車だけでなく、全ての製品を少しづつ改良して過去の製品を中古としてしまうのです。必需品でもそれなのに、趣味の園芸(サツキや蘭に万年青)、趣味の陶器等ブームが去れば行きつく所は同じなのです。観賞魚の世界でも、今は「メダカ」がそれに当たります。一世代が数か月と短いので改良余地が早く新品種を途切れなく作出可能なため、観賞魚の世界ではダントツで走る事になったのです。それに便乗し、ランチュウの飼育では有名な方も、ランチュウ飼育を諦め、メダカの飼育に変更した話を聞くようになりました。よくこのブログでも書きますが錦鯉も2億円の鯉が産まれたから、錦鯉の世界はウヒウヒと考えるのは早とちりで、これからが大変な苦労が待ってると思っています。値段を下げても売れなく、値段の付かない雑鯉だらけになって不況が来るのです。有名になった一部業者の方だけが潤うけど、大多数の販売会社さんが不況に巻き込まれます。金魚で言えばランチュウのハネ魚がわんさと市場に出てくるのです。つまり、投げ売りと言う事になるのです。個人的には観賞魚(錦鯉、金魚、メダカ)の世界で、一番飼育がし易いのは金魚と思っています。なので観賞魚の中で最期まで生き残れるのは金魚だと思っています。穂竜系の金魚の人気の持続を願っております。理由は後に書く時期が来ると思うのでその時にそれを書きます。

👈の写真1
この仔も何回となくこのブログに載せた仔で3歳魚雌です。前から報告の様に「丹頂黒青竜」を狙った、雌魚候補です。尾筒付近に赤色の斑紋が有りますが、色々な雄魚を相手にすればその内の何匹かは丹頂の仔がうまれるのでは?と淡い期待の仔です。頭部の赤色を次世代に残すのが目的です。


👈の写真3
写真2に文字が入らないので写真3の欄に写真2の仔の文字を書きます。写真2の仔は形が悪い(尾の開き)ので泳ぎが下手。しかし、頭部には赤色が見られ雄魚ならば是非写真1の雌親との交配を行いたいと思っています。この仔の泳ぎでは自然受精は期待できませんから私が婦人科医になります。
次世代で頭部の黒色が消えてくれれば良いのですが・・・

👈の写真4
上の写真3とこの写真4の仔は同じ親の仔と思われます。尾筒左の赤色の斑紋はだ遭いたい同じ位置に同じ様な大きさで有り黒色の斑紋もよく似た位置に有ります。頭部の赤色は
この仔の方が(写真4の仔)赤色に見えていましたが、冬眠前から急に黒色のメラニンガ増えてきました。採卵後はメラニンは消える事を期待してます。

👈の写真5
写真3と写真4とよく似た赤色の斑紋を持つ仔です。場所が左腹部で位置が少し写真3や写真4とずれて居ますが頭部の肉瘤は同じクラウン型であり、写真3、4,5の仔達は同じ腹の仔と思われます。いずれの仔も黒色のメラニンガ薄くなるか消えれば綺麗な赤色が見られるものと思われます。この手の色柄は黒色斑紋が成長すれば薄くなる傾向が有ります。

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