来春の親魚候補、穂竜2

2023/10/29

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 品評会も終わり冬眠が先ですが、もう来春の採卵に向け考える時期に来てます。穂竜を希望の色柄に仕上げる事を第一と考え、どの様な交配が良いかを経験にもとずいて色々考えています。観賞魚は第一に形、その次は色柄ですが何方も大事です。しかしながら、穂竜は未完(自分的に)の金魚ですので数年内に色柄の完成を見たく取り組んで居ます。他の金魚(丹頂黒青竜、五花竜、赤穂竜等)も同時進行で進める事にしてます。
穂竜(穂竜系)の品評会と言っても、私が見る限り藍竜が上位を占める事は事実であり、早く穂竜が品評会の上位を占める時代が来ることを望んでいます。その為に来年こそは穂竜元年として多くの方に穂竜を飼育して頂きたいと稚魚を分譲したいと計画してます。当歳魚をお見せしていますが、写真の仔、全てを来春の親魚に使用するのではなく雌5と雄5尾の数を親魚にと考えてます。今回も穂竜の当歳魚で現在飼育の仔達です(紹介の仔の数は4回、全部で約40尾)それの全てを採卵には使用しません、採卵に使用の仔は、上記に画きましたが雌5,雄5尾位を予定しています。
「穂竜」と言いう名の金魚を再度認識して頂くために「令和三年度、穂竜愛好会会報」の22ページと23ページに記載の説明を此処に載せ、再度理解していただきたく思います。
※写真をクリックしますと2倍に拡大されます。字が小さいので大きくしてご覧下さい。

👈の写真1
第4章 審査規定の第一条の五には特に「穂竜」の色柄に付いて詳しく書かれています。
この説明の金魚が「穂竜」です。

👈の写真2
23ページには第十条 名称、特徴及び部門で
〇(数字で無く特別と言う意味です)「穂竜」がトップに書かれています。黄色と空色(藍色又は銀色)の2色の配色は未だ本場の中国でも見られて居ません。穂竜愛好会でのみ見られる色柄と思っています。


👈の写真3
写真3から写真12までの仔は(穂竜の色柄は経験では)、来春後に色柄は激変する仔が居るので、親魚に使用する仔はもう少し後に決定の方が良いかもしれません。

👈の写真4
殆どスボ尾なので、良く開いてる相手を交配には予定を立てます。

👈の写真5

👈の写真6

👈の写真7




👈の写真8
この仔の色柄は冬眠明けには焦げ茶色はより黒く発色し、鱗はパールの乗りが悪く親には使用できません。

👈の写真9
眼幅が足りない仔です。配色位置が良いのですが同じ様な配色の仔が他にいるので使用は
保留で。

👈の写真10
この仔の右目は怪我をしたのか?潰れています。配色が良いので親魚に使用するかも?です。特に雄なら使用するでしょう。

👈の写真11
このままの柄ならば行きます(交配に使用すると言う事)。

👈の写真12
茶色を強く意識させられる仔です。来春以降の変化が怖い。


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