品評大会も終わって、冬眠の準備⁉,来春の親魚候補1

2023/10/27

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 ついさっき、多量のにわか雨が降りました。大音量の雷鳴が響き渡ったのは久しぶりです。急に気温も下がり肌寒く感じる様になってます。
気温も下がって、山々が色づき始めるのも、もう直ぐで、この様な気配を金魚も感じ始めており餌の喰いも急に落ちて来ました。水換え時に来春の採卵予定の仔の選別に関心が向きます。
今年の出品魚を見ますと自分もそうですが「穂竜」が少ない様に思います。そうです!私が早く穂竜を作出しなければ会員の方方が出品できません。申しわけなく感じています。
金魚(観賞魚)は形と色柄!。特に金魚は形を人が進化させて作り上げたもので、自然界では生きていけません、もし自然界であのような形ならば早くから天敵によって淘汰されますので生きていけません。幅が有って、水の抵抗が大きく、目に留まる色であれば一番に狙われるからです。その狙われる色柄をより目立つように進化させる様に交配をするのですから自然に逆らっての交配なので思うように進まないのです。金色と銀色の2色の配色を持たせる事は一回や2回の交配では歯が立たない事を痛く感じています。
皆さんが今お持ちの(飼育している仔の事)金魚が「藍竜(黒っぽい色一色の金魚の事)」ならば、幾ら交配を続けても(何代も交配をしても)黄色の発色は見られませんので来春は私の交配魚の仔の稚魚(黄色の発色を見る仔を)を親魚として飼育される様希望します。その為に来春は沢山の採卵を予定してます。再度書いて置きます!。黄色の遺伝子(黄色の塩基配列の遺伝子)を持たない仔の交配は奇跡的な出会いの無い限り無理と思われるからです。藍竜一色の交配は金魚(穂竜)人生の無駄です。その無駄を無くすためにも、私の飼育金魚(黄色を持つ仔)を親魚に使用をお薦めします。一年でも早く綺麗な色柄の穂竜を飼育される様望みます。今年は親魚の設定に失敗しましたが、それでも何とか来春に希望の持てる仔が出来ましたので、今回からはその仔達を写真でお見せしますのでご覧下さい。尚、色柄がおおかた出来上がったと言えど、形が仕上がって居ませんので来春の交配からはその形の修正と色柄の仕上げに心血を注ぐつもりです。以下の写真は今現在飼育している黄色の遺伝子を持つ仔達で数回にわたってお見せいたします。


👈の写真1
青色の綺麗な仔ですが、この青色は鱗の肥厚と共にやがて濃い(黒色の濃い)鼠色に変化します。眼幅と左鰓に欠陥が見られます。おも摘まみ尾です。


👈の写真2
尾筒の青色が綺麗な仔です。スボ尾が減点の仔です。この色(黄色と空色)を次世代に繋ぎたいと思います。

👈の写真3
今年仔はスボ尾が多いのは雌魚の影響と考えています。

👈の写真4
茶色が斑紋として際がハッキリと切れが綺麗に見えれば「黄茶藍竜」として綺麗な柄に見えるので、それなりに観賞価値が上がるのではと思います。

👈の写真5
この仔も色柄的に上の仔(写真4)とよく似た色柄です「黄茶藍竜」の色柄です。尾がスボなので大きな欠点です。
青色(空色)が今時期は綺麗に目ます。この青色を次世代にも繫げればと思っています。

👈の写真6
この仔も「黄茶藍竜」柄の仔です。

👈の写真7
摘まみ尾ですが来春には藍色が黒く見える変化の仔と見られます。

👈の写真8
この仔も茶藍竜柄の仔です。

👈の写真9
写真下の仔とよく似た柄です。

👈の写真10
写真10の仔も親魚として使用したいと考えています。但し、今の色柄で止まって居ればの事ですが・・・

※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下さい。

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