当歳魚も孵化後2か月も経ればそれぞれの特徴が次々と表現し始める頃になります。一度に全てが表現できず、次々と変化が現れます。先ず、透明鱗の鱗から始まり、次が色(色素)が造られるようです。細胞でのメラニンです。スマホでの拡大写真をご覧ください。
👈の写真1五花竜の稚魚の写真です。4月19日採卵の仔の写真です。左肩付近の赤い斑紋らしき色が表現されています。その前部には黒い大きな斑紋が表れてこの斑紋はこのまま大きく黒く表現されるかは全く予測が立ちません。尾の黒い表現は「襞スカート柄」になると予測はつきます。👈の写真2
この仔の赤い斑紋は写真1の仔と違い右背ビレ下に見られます。赤色が濃くなるか、薄くなって消えるかもしれませんが・・・この仔の尾も「襞スカート柄」の柄になると見てます。勿論飼育していますこのままでいけば五花竜です。
写真1、写真2の2尾の仔の赤い斑紋はアンバランスな(片一方のみにある)配置なので
品位は下位に判定されます(現状での判定ですが将来の色柄は刻々と変化します)。
👈の写真3
この仔は穂竜の稚魚です。写真1と写真2と同じ水槽で飼育してます。同じ日に採卵しましたので。穂竜は完全に色柄は固定してませんので、黄色の発色を持たない仔も多く生まれており、黄色の斑紋の見られない藍竜になる仔も多くいるようです。なので、黄色の斑紋の見られる仔は写真の仔の様に尾が滅茶苦茶な形をしていても残しております。色柄が黄色の綺麗な発色に変化すれば色柄のみで親魚候補とします。
👈の写真4
写真の二尾の仔も穂竜柄の仔です。色が薄く表れ始めていますが、解りますか?。
👈の写真5
藍竜と穂竜が混泳してます。この写真では、どの仔が穂竜か、どの仔が藍竜かは?見分けられませんが、拡大しますと区別が出来ます。色柄は形が悪くても残す様にしないと、消えてしまうと藍竜ばかりの稚魚になります。先祖返りの色に戻ってしまうのです。穂竜の色柄は藍竜の色柄から進化させたので、一世代上のランクの金魚なのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿