今年は穂竜の色柄をより理想に近いものに仕上げる予定でしたが4月19日の採卵時に放精の雄魚が奇形(背ビレの半分欠損)の雄魚だけしか放精しませんでした。不本意ながら試し採卵的発想で採卵しました。穂竜は数多く仔を採卵用に残していましたが狙った仔の放卵が無い内に産卵シーズンが終了してしまい、アーアーと、残念な年になってしまいました。ただ、試し採卵(背ビレの半分欠損の雄魚使用)の仔が意外に多く残り、今に至っています。毎回の水換え時に選別淘汰を繰り返していますが、形が不満でも色柄に期待が出来ればと考えながら残してたら、現在の穂竜の稚魚の飼育数が約500尾?。多く残してしまいましたが・・・6月の研究会の分譲又は金魚掬いでもと考えています。選別時の写真です。ご覧ください。
👈の写真1此の子達は4月19日採卵の雄の背びれが半分欠損の雄魚での採卵の仔達です。同じ日の同じ時刻に、五花竜の採卵もあり同じ飼育水槽(プラ船)で孵化稚魚飼育を行っています。透明鱗の五花竜の卵数が多いとみてましたが、実際は穂竜数の方が多いように見えます。
👈の写真2
この写真では中央の下向きの仔が五花竜の稚魚に見えます。スケールを入れて写真を撮ってますので稚魚の大きさを想像してください。
👈の写真3
👈の写真4
下向きの仔の左腹部前部に少し薄茶色に見える部分がありますが見えますか?この色はやがて消えるのか?又は、濃くなるのかは不明です。穂竜の雄魚の1割、このような薄い発色が見られます。
👈の写真5
この仔は右の腹部中央に薄い発色が表れ始めました。この発色は黄色の発色の前段階なのか?鱗にはカルシウムの沈着が見られるようになってきました。
※写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧ください。
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