今年の交配(穂竜系の金魚の事)は色柄を中心的な交配を考えています。どのような色柄が穂竜系の金魚には良いかは、親魚になる頃では決まらないかも知れませんが、とにかく挑戦してみます。例えば色柄の先輩格の錦鯉の色柄も参考になるのではないかとも思っています。
以前に弥富金魚初セリ(1月15日)に一番の高値で競り落とされた、更紗和金を例にしながら
考えてみたいと思っています。特にこの日の最高値の更紗和金の生産者の方の更紗和金は連続最高値だったようです(昨年と今年の最高値)。その更紗和金は全部で10尾セットだったようで、YouTuberさんがその中の1尾を競り落とした店主にお願いし購入したドラマが書かれていますので、その購入時のかけあいからご理解されてはいかがでしょうか?。
先ず、和金とはフナの体形の金魚を言うのですが、和金でも鮒尾もあれば四尾も四尾の和金の更紗模様(紅白の金魚の事)です。
競り落とされた更紗和金10尾がこれです。この中から1尾を譲り受ける交渉をされ、購入するのですが・・・👈写真2
この方は先ず尾に目を向けての選別を開始したようです。で、尾は絶対的に・・・っと言っています。
👈写真3
尾の絶対的な条件は「尾張り」を見ます、と言ってます
👈写真4
次に見ているのは「際」キワとは白色と赤色の堺の事で際がいいとは、堺がハッキリしていると言う事です。この更紗和金は「キワがいいもんね」と言っています。桜模様ではキワが良くないのです。桜色とはピンク色の事で赤色と白色のキワが不明瞭なことが多いので色としてはハネ(捨てる色)なのです。
👈写真5
説明にも書かれていますが、10尾の中から仔の色柄を選びましたと書かれています。
写真4の中の仔ではどの仔か分かりますか?
そうです、写真4の仔では右下の仔です。よくご覧ください、この仔の尾の張りは横の仔(蛇の目模様の尾)の方が尾張は良いように見えます。
👈写真6
錦鯉では2億300万円の錦鯉を生んだ広島の阪井養魚場
から仕入れた紅白2歳魚の写真です。10尾の中から選んだ更紗和金の柄とよく似てませんか(写真5の更紗和金の事)?個人的にはこの錦鯉の模様は尾筒にある赤色の斑紋の大きさが気になるのです(小さいのです)。頭と胴の赤班が大きいのです。なので3段に発色の赤色斑紋のバランスが悪いのです。2段目の赤色斑紋が大きすぎるのです。
※ 錦鯉は生産の8割が外国に輸出されているとの事!。
これでは近い将来には衰退の予言が下りたようなものです。日本の社会では高価な錦鯉を楽しむ余裕がなくなりつつ有ることを予言しているのです。
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