発祥の季節です、発症報告その2

2024/11/20

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 水温の低下は急に来ました。今朝の当地の気温はジャスト10℃!。鯉に使用の温度計には10℃以下なら餌は与えない事と書かれています。消化器官に分泌の消化液の量が減るのでしょう、その為に消化不良を起こすのだそうです。自然界は餌になるものが極端に減る事をも意味しますし、越冬のためのエネルギー確保も考慮しての考えとも思っています。
で、今日も発生の一例報告に写ります。今日の発症例題は「松かさ病」です。
10月19日の穂竜愛好会第17回全国品評会出品の「変わり竜、当歳の部」の出品の仔が、此の「マツカサ病」を発症しました。その病気の経過報告です。

👈の写真1
毎回出品魚は分譲(無料や有料で)して、我が家に持ち帰りはしなかったのですが、今回は全て持ち帰り(来春の採卵予定で居ましたから)別容器でそのまま(トリートメント無しで適当に新水の飼育容器で飼育してました。出品魚の様子がオカシイと気が付いたのは数日が経って餌の食いがオカシイと気が付いたからでした。

👈の写真2
写真1と写真2は11月10日撮影なので10月19日の品評会から約二十日後の写真です。
尾筒や腹部、背鰭下の鱗が水膨れの状態です。原因はエロモナス感染です。品評会当日の天気が最悪だったのと・・・書きません。
自分の管理が悪かったのが原因です。
👈の写真3
写真1と写真2は同じ仔ですが、この写真も
同じ仔です。しかし、同じ仔の写真でもこの写真の撮影日は11月18日です。治療を施した後の写真ですが、殆ど効果が表れていない様に見えます。寧ろ病状が悪化したのではないかと思います。それは、左右の尾谷に出血斑の様な赤色が滲んでいるのが見えるからです。治療を開始した2日後には黒い糞を垂らしていたのを確認したのですが・・・

👈の写真4
この写真は変わり竜の部(当歳魚)に出品魚で写真1と同じ我が家の出品魚(5尾の一部)の仔の写真で11月10日撮影の写真で、この仔もマツカサ病の罹患症状が見られる写真です。

👈の写真5
この写真は11月18日撮影で、この写真(写真5)では、色模様も元に見え鱗の並びも(
特に尾筒の鱗は)マツカサ特有のカサが見られなくなり完治?したようにも見えますので安心してます。
👈の写真6
この写真6は、写真5と同じ11月18日撮影の写真です。写真5の仔が写真では下に写り、写真の上の仔も出品魚です。品評会当日はこの2尾仔を尾の模様を(来光柄)ご覧頂くために出品しましたが、この2尾もマツカサに
やられましたが、今は回復したように見えます。経過を追って見ます。

👈の写真7
マツカサ病の治療に使用しましたのは「プロテクトX」です。神畑養魚株式会社より、受賞と共に頂いた副商品で冷蔵庫に保管してましたのですが、エルバージュ(殺菌剤)が無くなったので、近くの養鯉家さんに購入に行くと鯉を移動中で容器の水が黄色だったので「エルバージュを入れているの?」とお聞きすると、「家(うち)は鯉の移動は隣の水槽に入れる場合(近くの水槽)でも、エルバージュとプロテクトXとの混合液で消毒してます」との返事でした。「これを(薬欲の事)する事によって病気の発症は見なくなった!」お薦めします!との助言を頂きました。上の写真の金魚の治療はエルバージュにプトテクトXと、それに塩の添加にて治療を開始したものです
👈の写真8
プロテクトXの容器の裏面の写真です。使用量と注意が書かれています。

※ 元気な全ての金魚には過マンガン酸カリで消毒しました。これから冬眠なので10月中にキチット手入れが終わるような飼育をしないと越冬後にそのつけを払うことになる様です。

※ 写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下さい。鱗の状態が良く見えます。

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