発症の季節です、発症報告のその1

2024/11/16

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10月の品評会が終わると気温も下がり、とうとうこの病気の季節がやってきました。この病気とは、「転覆病」 の事です。我が家も毎年この病気の仔が出ます。来春の採卵用に冬眠させようとする仔の多発する年では、一割ぐらいの発症率になるのです。水温が適温の時期は自力で耐えていた平衡感覚も水温の低下と共に防ぎきれなくなり、浮いたり沈んだりして、最後は栄養失調症で落ちて終うのです。落ちると土に返すのですが、出来るだけ空いている飼育槽に入れて飼育してますが、その事が発症金魚にとっては良?悪い事かの判断が付かずにいます。
転覆病の発生も原因は色々あろうかと思いますが、今回のものは、「浮袋の機能調節不調」と考えられるものですが、この「浮袋機能不全又は不調症」にも先天的のものや後天的のものも有る様です。治療にも色んな方が色んな方法で完治した報告を書かれていますが、其の全てを真似ても自分では信じ難い結果が現実です。※ 2歳魚になっても発症しますので、此の様な場合は先天性とは言えないでしょうね~。

👈の写真1
転覆病を発症の当歳魚

※ 金魚の病気の治療薬は細菌による感染症や原虫及びウイルス感染症に効果のある薬剤のみ
市販されています。その他の病気(臓器疾患)に効果のある治療剤は市販されていません(私の経験)。なので、感染症以外の疾患の治療は
お手上げ状態なのです。

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