金魚は観賞魚!形と色柄を楽しむ、4

2024/04/09

t f B! P L

 観賞魚の中で金魚の形は他の観賞魚に比べると多くの進化(変化)が見られます。目を含む顔から頭部、背鰭、尾の変化は特に多彩です。日本では形に特化した飼育が支流だったために中国など比べると色柄が遅れている様に見えます。新しい色柄や形のものが輸入されると国内金魚の価値(国内産の金魚は色彩の変化が乏しいので飽きられる)が弱まるのです。
以上の考えからせめて色柄でも変えられるのではないかと色々交配を考えて試作品の作出交配を考えています。
今日の写真の仔は前回と同じ赤色の発色を表現させる交配を考えての親魚候補の仔達です。
では、写真をご覧下さい。まだ試作段階なので材料不足の感は否めませんが、年々色柄が良くなる様頑張ります。

👈の写真1
この仔はこれまでに何回も登場してます。三歳の雌です。黒色の下に見られる赤色が気に入って親魚として昨年使用しました。この仔に似た赤色を引き継いだ仔は、写真2~写真4の3尾だけが残りました。あまりの少なさに不満が残りますが、改めて戻し交配を行いたいと思っています。

👈の写真2
明け2歳の雌魚です。写真1が母親と言う事です。赤色はこの仔に引き継がれているようです。F1同士の交配も行います。
👈の写真3
写真3と写真4の仔は雄魚と見てます。
これ等2尾との交配によって多くの五花竜の仔が産まれれば来期(来年)は楽しみです。
👈の写真4
お腹の膨らみから見ると雌魚?と思うのですが、雄の様に見えるので(産卵管が見られない)形(尾を含む)と色柄のバランスが気に入ってます。
赤色を紅白の赤色に近づける発色を夢見て交配を考えています。

QooQ