「来年の事を言えば鬼が笑う」と言うけど、来年はすぐそこ!笑うものは笑わせておこう!。で、今回から来春の採卵に使用予定の仔の写真を見て下さい。
先ず、穂竜の仔の写真です。勿論、当歳魚(今年4月生まれの仔)達です。
金魚はその形と色柄を観賞する魚で、朱色(緋色)の鮒の形のヒブナは中国では昔から天然で生息していたと言う。江戸時代に日本に入って来た頃のものはヒブナの様です。
その金魚の色を少し赤色を増した色そのものの金魚色一色の金魚は色的に殆ど進化していないのです。形は進化していても色が赤一色では、観賞価値の一翼を捨てたのと同じと感じています。
👈の写真2
初期の穂竜の色は藍色の一色の金魚でした。
形を眼(出目)、獅子頭(ふんたんを伴った頭部の肉瘤)、鱗の変化(パール鱗)等、形は鮒から進化さたけれども、色は一色だったので、矢張り観賞魚の一翼を(色柄は)捨てていました。一色の金魚を2色に作り上げれば当然柄(紋様)が産まれます。色と言っても金魚と言う魚の名の色(ゴールド)を、と暗中模索の色の交配を続けて36年、やっとこの仔達(写真)の色柄の表現に辿りつく事が出来ました。まだまだ色柄的に改良余地を残して居ますが概ね完成に近い仔の出現を見る事が出来ました。この後の改良は色をより濃く柄はより強い斑紋(錦鯉の紅白)に仕上げる様改良する事と思っています。
👈の写真3
👈の写真4
👈の写真5
少し茶色の混入が見られる仔が産まれるので
茶色の混入の無い仔を作るのも課題です。
今、飼育の穂竜は「黄竜」も含め約60尾居ますが来春の採卵に使用の仔は多くても10尾
前後と思っています。あとの仔は予備軍として飼育してます。
※写真をクリックしますと2倍に拡大されます。拡大してご覧下さい。
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