金魚の色柄の話①赤色

2026/02/06

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 観賞魚の中で(錦鯉、金魚、メダカ)色柄の改良が一番遅れていたのが金魚だと思うのです。
その原因は形の改良に特化していたために色柄の改良を後回しにしたつけ(副作用)と思っています。同じような体形のメダカは著しい色柄の改良をしたことに(現在も進行中)金魚を凌ぐブームを見せています。それを見て金魚生産者も負けじと数年前から金魚の色柄の改良に本腰をいれ始めたようです。嬉しい事ですね!。今回は赤色から行きましょう(紹介します)。

👈の写真1
素赤の和金では、この様な綺麗な赤色は出ません。紅白の斑紋の色に見られる色です。勿論、遺伝子が影響しますので、そのような色の発色遺伝子を持っていることが条件ですが、発色効果を上げる餌や飼育条件も加味されます。

👈の写真2
素赤の和金なら数十円の価値ですが、この金魚の様に綺麗な(赤色と白色の際が綺麗な)斑紋に仕上がれば数万円の値段になるようです。体形も(尾の形も)満点で有る事が必要ですが。
👈の写真3
色と色との境が(際が)ハッキリとして居る事が条件です。色と色とは、この場合は赤色と白色の事です。
👈の写真4
👈の写真5
丹頂柄では早くから、この様な赤色ですが、赤色は鱗より鱗の無い頭部に発色するとより赤く見えます。色素の沈着が大きい(多い)のでしょう。
👈の写真6
キャリコ柄の仔の赤色ですが、太陽の紫外線不足では、赤色が上手く発色しません。当歳魚の時代の金魚なので、これからでも飼育方法によって赤色の再現が可能です。遺伝子の関係で限界があるかもね。この仔達は、浅葱色や黒色も濃さが足りません。斑紋がバランスよくても、色的には大きな減点です。
👈の写真7
この水槽には鮒色の仔が見られますので生後4か月位の仔かな?更紗の赤色が弱い仔です。この様な発色では商品価値は落ちます。もったいない事です。
👈の写真8
パール鱗の仔です。ピンポンパールでしょう。輸入品のピンポンパールはこの様な発色の仔が多いですが、近頃の国産金魚では綺麗な赤色の斑紋の仔が見られる様になりました。値段的のも大きく差が出るでしょう。

※植物の花(菊、バラ、チューリップ等)毎年改良品種が見られます。野菜や、果物もです。世の中(社会が)が凄い勢いで変化しています。金魚もです。

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