梅雨明け10日と言う様に毎日暑い日が続いています。皮膚の老化人にとっては毎日がウンザリしています。
金魚にとってもウンザリして居るのではないか!?ものを言うと(金魚が言葉で訴えると)ビックリ困っちゃうけど。
で、時期的に一番の危険は飼育水中の溶存酸素濃度です。自分は測定器などの器具は一切無いので金魚の動きがセンサーと思っています。
水中溶存酸素の温度との関係表がよく見られますが、その表は自然界では考えられない条件下での数値データです。
我々の金魚飼育水中では分毎に変化していて、アレレと言ううちに飼育金魚が落ちてしまうので、時期的に餌の量や回数等を、水温上昇を考えながらの処置となるのです。
私も先日、夕刻に赤虫を残しているのに気が付き、即刻の水換えで凌ぎました。
水温が32℃(夕刻の飼育水の水温)の上に、細菌の増殖による溶存酸素濃度の低下が思っている以上に金魚に影響を与えます。
さて、題名に移行します。
今日は分譲会にはお見せしていない金魚!。「赤穂竜」の作成過程稚魚を前回までお見せしていましたが
今回からは新作作成の「丹頂黒青竜」の稚魚の今をお見せしています。
この稚魚達は実はF2になります。「F2」は、分離の法則が適用されますので、その様な配色を持った子を紹介します。
写真(上)昨年の仔(2歳魚)の写真です。この仔達は厳密に言うとF1なのです。このF1の色柄は頭部が赤色なのですが、黒色のメラニンがその赤色の上に被さって黒色の頭部に見えます。なので、「黒頂黒青竜」に見えるのですが・・・
ですから、自分的に未完の「丹頂黒青竜」と表現しているのです。今年の稚魚はこの仔達を親にして4月23日に採卵しました。写真では上の仔が雌親で、写真下が雄親です。
写真(中)写真上のペアーでの採卵で、一番多く残った仔達がこの写真です。配色は五花竜の配色の仔が一番多く出現しました。
写真(下)写真中の子の中からの2尾です。配色は五花竜です。親魚は未完の丹頂黒青竜ですが産まれた子の色柄は殆どの子が、この様な色柄になって居ます。
※写真をクリックしますと拡大されますので、大きくしてご覧下さい。
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